Google関連キーワード/サジェストの汚染対策?削除対応できるのか?
こんにちは。エルテスの検索エンジン分析担当堀口です。
Google関連キーワード/サジェストとは、Google検索をしようとした際に関連するキーワードやフレーズを提案してくれる機能です。
詳しく知りたい方は過去の記事をご覧ください。
関連キーワード/サジェストはユーザの興味・関心を反映するため、一般的にネガティブなイメージのキーワードが表示されることがあります。
たとえば、特定のキーワードで検索した際に関連キーワード/サジェストに「やばい」などのネガティブなキーワードが表示されることがあります。
本記事は、ブランドイメージを毀損する可能性のあるネガティブなキーワードが、関連キーワード/サジェストに表示される要因や対応策について解説します。
ネガティブなキーワードが関連キーワード/サジェストに表示されることを、本記事では「汚染」と表記しています。
関連キーワード/サジェストの汚染とは?
関連キーワード/サジェストに具体的にどのようなキーワードが表示されるのか確認してみたところ、様々なネガティブキーワードが表示されていました。
関連キーワードに表示されるネガティブキーワード例
サジェストに表示されるネガティブキーワード例
関連キーワード/サジェストともにネガティブキーワードは似たようなキーワードが表示されていました。
今回の調査で特に気になったことは、「やばい」が関連キーワード/サジェストに多く表示されていたことです。
本記事はわかりやすいように「やばい」のネガティブキーワードに絞って解説していきます。他のネガティブキーワードについても考え方は基本的に同様です。
「やばい」が関連キーワード/サジェストに表示される要因
そもそも「やばい」の言葉の意味
上記(1)の通り、「やばい」はもともとは「危ない」や「良くない」というネガティブな意味で使われていましたが、(2)のように「おもしろい」「おいしい」「感動した」などのポジティブな意味でも使われています。
なぜ「やばい」が関連キーワード/サジェストに表示されるのか
表示される理由は大きく3つあると考えられます。
「やばい」と検索するユーザがいる
「やばい」に関連するWebサイトがある
「やばい」に似た言葉の検索やWebサイトがありGoogleが意訳している
これら3つを解説していきます。
1.「やばい」と検索するユーザがいる
関連キーワード/サジェストは検索されたことのあるキーワードが表示されます。そのため、まず考えられるのは、「やばい」を検索するユーザが一定数存在するということです。
一度、関連キーワード/サジェストに表示されると、気になるユーザが多いのでさらに検索数は増えてしまいます。
サジェストについては、関連キーワードよりも検索回数が多いことで表示される可能性が高いことがわかっています。
2.「やばい」に関連するWebサイトがある
Googleの関連キーワード/サジェストは検索だけでなく、Web上のコンテンツも関係している可能性があります。
単純に「やばい」を含むコンテンツがWebサイトにたくさん存在すると、Googleが関連性の高いキーワードと判断して、関連キーワード/サジェストに表示しているという考え方です。
3.「やばい」に似た言葉の検索やWebサイトがありGoogleが意訳している
冒頭で「やばい」には多くの意味があることを伝えました。
「やばい」に多くの意味があるからこそ、Googleは「やばい」に相当する言葉をリスト化し、「やばい」に意訳している可能性があります。
やばいの関連語(類義語/同義語)を出してと生成AIのChatGPTに聞くと以下のような回答がありました。
Googleが上記の言葉をすべて「やばい」に意訳しているかはわかりませんが、このような考え方を用いて「やばい」を表示している可能性があります。
関連キーワード/サジェストに「やばい」が表示された際の対応策
関連キーワード/サジェストに「やばい」が表示された場合、以下の対処方法があります。
Googleへの報告
関連コンテンツの改善
法的措置(弁護士相談)
その他
Googleの検索機能に「やばい」が表示されている場合、専門家に頼ってみてはいかがでしょうか。
以下の記事に詳しく記載していますので、ぜひご覧ください。
まとめ
本記事では、Google検索機能の一つである関連キーワード/サジェストにネガティブなキーワードが表示される要因や対応策について解説しました。
関連キーワード/サジェストはユーザーの興味・関心を反映し、時には「やばい」などのネガティブなキーワードが表示されることもあります。
関連キーワード/サジェストにネガティブなキーワードが表示される理由はネガティブな言葉の検索があることと、Web上にネガティブな言葉に関連するコンテンツが多数存在するためです。
不適切なキーワードが表示された場合、Googleへの報告やコンテンツ改善、法的手段など専門家に相談することをおすすめいたします。
本記事は以上となります。最後までお読みいただきありがとうございました。
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