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【基礎編】Googleの検索機能-関連検索/入力補助編-

こんにちは。エルテスの検索エンジン分析担当堀口です。

6本目の記事公開になりました。
いままで公開したnoteをまだご覧になっていない方はぜひ、お読みいただけますと嬉しいです。

今回も基礎的な内容になっていますが、企業のマーケティング・広報担当者に正しく検索エンジンのことを理解してもらうために、Googleの検索機能 -関連検索/入力補助編-をお届けしたいと思います。


Googleの検索機能

Google検索は、世界中で最も多く利用されている検索サービスです。インターネット上の膨大な情報の中から、ユーザーが求める情報を迅速かつ正確に探し出すことができます。

Googleの使命は以下の通りです。

Google の使命は、世界中の情報を整理し、世界中の人がアクセスできて使えるようにすることです。

Googleの使命

Googleには通常のキーワード検索に加えて、画像検索やニュース検索などの検索機能がありますが、今回の記事はGoogle関連検索とGoogle入力補助の違いについて主に説明します。

Google関連検索とは

GoogleはGoogle関連検索のことを以下のように説明しています。

関連検索グループは、ユーザーが関連検索をタップまたはクリックすると、別の検索結果ページが表示されます。関連検索は、元のクエリと他の人が検索した別の項目に基づいて自動的に生成されます。

Google検索セントラル 視覚要素ギャラリー

※エルテスでは「関連検索グループ」のことをGoogle関連検索と呼んでいます。

詳しくは以下の記事で説明していますのでご覧ください。

Google入力補助とは

GoogleはGoogle入力補助のことを以下のように説明しています。

オートコンプリートは、検索キーワードの入力を高速化する Google 検索の機能です。Google の自動システムが生成する候補により、ユーザーは検索しようとしているキーワードの入力をすばやく完了して、時間を節約できます。Googleで行われた実際の検索を反映しています。

Google検索ヘルプ

※エルテスでは「オートコンプリート」のことをGoogle入力補助と呼んでいます。

詳しくは以下の記事で説明していますのでご覧ください。

Google関連検索とGoogle入力補助の違いとは

Google関連検索とGoogle入力補助の違いを可能な範囲で整理します。

エルテス独自作成

それぞれ詳しくみていきます。

表示箇所

Google関連検索は検索結果のページ下部に表示されます。

Googleにて"東京"と検索した際のページ下部に表示されるGoogle関連検索

検索語入力欄の太字候補、トピックフィルタについては以前の記事で詳しく説明していますのでそちらをご覧ください。

Google入力補助は検索語入力欄の候補表示です。

Googleにて"東京"と検索した際のGoogle入力補助

機能説明&表示内容

Google関連検索とGoogle入力補助の機能説明は上記の通りです。
他の人が行った実際の検索行動を元にそれぞれの機能で候補を表示しているようです。

最大表示個数は表のとおりそれぞれ以下の通りです。

  • Google入力補助:10個

  • Google関連検索:8個

別の記事で詳しく述べたいと思いますが、Google関連検索とGoogle入力補助の表示内容は日々変わりますが、変わる頻度が異なります。

どちらかといえば、Google関連検索よりもGoogle入力補助のほうが変わる頻度が多いため、Google入力補助のほうがリアルタイムに検索された情報が反映されているように思います。

試しにGoogle関連検索とGoogle入力補助の一致率を算出してみると23.0%になりました。

Google関連検索とGoogle入力補助の一致率
20検索キーワードの結果を元にエルテス独自算出

Yahoo!の関連検索とYahoo!の入力補助の表示内容の一致率は70%を超えていたので、その数値と比べるとGoogleの一致率が低いことがわかります。

Yahoo!の表示内容の一致率については以下の記事をご覧ください。

上記のような機能にて多様なキーワードが表示されますが、場合によっては不自然・不適切な表示が見られることがあります。

Google関連検索/入力補助に不適切な表示が見られた場合の対処方法

Google関連検索/入力補助に不適切なキーワードが表示されている場合、以下の対処方法があります。

  1. Googleへの報告

  2. 関連コンテンツの改善

  3. 法的措置

  4. その他

それぞれ具体的に説明します。

1. Googleへの報告
・直接報告:Google入力補助の表示で、右下に表示されている「不適切な検索候補の報告」をクリックし、報告する。
・Google上のコンテンツを報告: GoogleのLegalヘルプページから、問題の詳細を報告することも可能です。

GoogleのLegalヘルプページ

2. Webサイト運営者への連絡
不適切なキーワードが表示される原因として、そのキーワードを含むWebサイトがGoogleの検索結果の上位に表示されている可能性があります。
Webサイトの運営者に、内容の改善を依頼するのも一つの手段です。

3.弁護士に相談する
誹謗中傷や名誉毀損、プライバシー侵害など、法的根拠がある場合は、弁護士に相談することをおすすめします。
GoogleのLegalヘルプページから申請も可能です。

4.その他
・専門業者への依頼:専門業者への相談も可能です。
 エルテスでは企業様からの相談を受け付けています。
・コミュニティの活用:Google内のコミュニティやフォーラムで、同様の経験をしたユーザーからアドバイスを得ることもできます。

注意点
・不適切なキーワードが必ずしも非表示化されるとは限りません。
・非表示化されたキーワードが、再表示されることもあります。

まとめ

今回の記事では、Googleの検索機能である「関連検索」と「入力補助」の違いについて解説しています。両者は表示される箇所や表示内容が異なります。

また、不適切なキーワードが表示された場合の対処法として、Googleへの報告や弁護士への相談などを紹介しました。

Googleの検索機能に不適切なキーワードが表示されている場合、専門家に頼ってみてはいかがでしょうか。

以上がGoogleの検索機能-関連検索/入力補助の説明になります。

本記事を見てエルテス検索エンジン評判対策について興味を持っていただいた方はサービスページをぜひのぞいてみてください。

本分析記事は以上となります。最後までお読みいただきありがとうございました。

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