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なんだかんだいいつつとにかく書くこと


色んな事を効率化したいな、といつも思う。
そんなわけで掃除にはルンバを使い、スマートウォッチで体調を管理し、アレクサでスマートホーム化している。(最後のはあんまりうまくいってないけど。なんでエアコン、消えないんだろう…)

だから小説はこうしたら早く書けるとか、こんなコツがあるとか、そういう記事を読むことが好きだ。
いろんなハック術があるなら知りたいし、効率化したい。

でも結局、そうやっていろいろ読んでも結局、私が執筆に使っているソフトはメモ帳だし、ネタ出しに使うのはただの無印のノートだ。

色々調べて分かるのは、別に画期的な方法などないことだったりする。
初めから終わりまでとにかく書いていくしかない。
こんな風にしたらうまくいくんじゃないかとか、音声入力をやってみたりとか、色々試してはみる。
でも結局は文字をひとつひとつ増やしていく。
それはとても時間がかかることなので、日々やっていくしかない。

ネパールに旅行したとき、香港空港で乗り換えの時間がけっこうあったので、豆腐花を食べながら「そして今日が始まる」の続編を書いていた。
perfumeと星野源の対バンを大阪に見に行った帰り、新幹線で「わたしたちの秘密」を書いていた。(大阪駅で串揚げとビールをきめた後だったのでノリノリだった)
昨年の夏、家のエアコンが壊れていたので避難せざるをえなくなり、コメダでハンバーガーをかじりながら「夏の少女は還る」を書いていた。

私の日常の中に「書くこと」は入りこんでいる。
こういうnoteを書いたり、twitterでつぶやいたり、色々やるけれど結局は日々、時間を見つけて書くしかない。
それだけだと根性論みたいだし、やっぱり効率化はしたい。これからも色々試してはみると思うけど、結局は書くしかない。

書き続けるコツは、書くことでしかないんだと思う。
書くことで、もっと書けるし、書き続けることでもっと書き続けられる。だからなんだかんだいいつつ、書くしかない。

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