2022年9月17日
今日はとにかく起きているということを意識して過ごした。休みの日になると寝ても良いと思ってしまい、気が抜けて意識を失ってしまいがちだ。生活リズムを取り戻すためにも、今日は何もしても寝ずに起きていなければならなかった。
チコちゃんに叱られてから目が覚めたのが朝3時。何ご飯か分からないタイミングで食事を取り、またもやスプラトゥーンに勤しんだ。そして恐ろしいことに気付けば昼を過ぎていた。今日だけで8時間も遊んでいたらしい。昼過ぎになって友達と解散し、ここからが勝負どころだった。夕方5時からアルバイトなので、それまでの間寝ようと思えば寝られてしまう絶妙な時間の空き具合。ここを踏ん張らなければ意味が無い。踏ん張ると言っても、起きてからまだ半日も経っていないからそこまで眠くはないのだが、問題はそれよりもその後の5時間ほどのアルバイトに体力がもつかどうかというところだ。よくあるのが「この後大変だから今寝ておこう。」と理由をつけて寝てしまうパターンなのだが、そこで寝ると今度夜になっても変に元気で翌日崩れてしまう。だからここで甘えずに起きているという判断を下すことが僕にとって重要だった。
そしてアルバイトの時間になった。土曜の夕方ということでそれなりに来客があり、忙しいと言うほどでもないが暇ではない程度に仕事があった。しかし夜になるとさすがに客足はほぼほぼ無くなり、加えてワンオペになり話し相手もすることも無い状態になってしまった。眠い。眠い。とにかく眠い。30秒に1回くらい欠伸をして顎が痛くなりだした。起きてから17時間程度ではあったが午前中は長時間ゲームをして頭は疲労しており、体力はほぼ無かった。
何とか眠気を耐え抜き、やるべき仕事をこなして家路についた。家にインスタントのようにパッと食べられる食べ物はなく夕飯のために料理を迫られた。料理と言っても包丁がほとんど使えない僕はニラをざく切りにして豚コマ肉ともやしとキムチをフライパンに突っ込んで炒める豚キムチを作っただけなのだが、いざ食卓に並べるとどうしようもなく眠気が襲ってきた。食べるのが辛い。味はとても良いのだが、食べる体力が無い。食欲はあるのだが、眠気の方が圧倒的に強い。ただ炊いたご飯を冷蔵庫に入れると翌日絶対に不味くなるので新鮮な今のうちに食べたい。色々な欲望が交叉して、何も考えられなくなった。
結局40分くらいかけて気を失いかけながらも完食し、さっさと床に着いた。時計は12時を過ぎた頃だった。
翌日目覚めたのは朝8時。生活リズムを完全に正した。僕は自分に打ち勝ったのだ。