【金融教育】子どもが成人するまでに教えたいお金のこと5選
現在、物価高直面しています…。
さらに給料もほぼ上がりません…!
そんな世の中。
自分の子どもが成人したら現在自分の世代よりも生きる事が難しい時代になっているかも??
そんな生きにくい世の中の仕組みをすこしでも子どもに伝えれるようにしておきたいですよね。
今回は子どもが成人するまでに教えたいお金のコト★
自分自身も一度振り返ってみてね!
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一度体験してみてね!
国民年金保険料は払う
テレビなので「将来年金は貰えない」とか「年金制度は破綻する」とか言われていますが、だからと言って払わなくて良いものではありません。
周りが払っていないから払わなくても良いものでもありません。
国民年金保険料を払わないリスクの方が高いからなのです。
学生納付特例は利用しない方が良い
国民年金保険料は20歳になったら払います。
すなわち、大学生や専門学校生であっても払わないといけないものです。
学生だから払わなくて良いものではありません。
だからといってなんだかんだで生活ができなくて払えないという人もいることでしょう。
学生ならば「学生納付特例」というものが利用できます。
一定の所得基準以下の学生の方は、申請により在学中の保険料の納付が猶予される、というものです。
そう、あくまでも「猶予」なのです。
結局はストレートに卒業できたとしてもその特例の2年間分は後で払わないといけないものなのです。
大学生の2022年度の国民年金保険料は毎月1万6590円。1年間で199,080円。
2年経つと398,160円。
約40万円を後で払わなければいけないものになってしまいます。
卒業後すぐに就職できたとしても40万円はとても大きいお金ですね。
すぐに払えますか?
就職すれば社会保険に加入しますが追加で毎月16,590円を払えますか?
一人暮らしをしていたら家賃や食費などにお金がかかってしまって学生時代に払っていなかった国民年金保険料を払えなくなるかもしれません。
20歳の時に2年後の自分の収入で払えるかどうかを考えなければなりませんね。
そうならないためにも学生時代に毎月国民年金保険料を払うことをお勧めします。
親が肩代わりしてもいいんだけどね
学生の頃の国民年金保険料。別に親が払ってあげてもいいんだけどね。
というか、親。子どもの国民年金保険料払う余裕、ある?
もし、払ってあげるなら、年末調整や確定申告の時に、控除ができるから、忘れずに申告しようね!
詳しい内容は、この記事に書いてあるよ!
障害年金のために払う
もしここで国民年金保険料を払っていなかったらどうなるのでしょうか?
国民年金は老後貰える「老齢年金」はもちろん、「障害年金」「遺族年金」の3つの年金があります。
遺族年金は結婚して子どもがいないと貰えないものですが、一番重要なものは「障害年金」。
あなたは現在健康でも絶対に障害を持たないとは限りません。
交通事故にあうかもしれないし、スポーツをしていてケガをするかもしれません。
そういった時に国民年金保険料を払っていなかったら「障害年金」は貰えないのです。
障害年金の年金額は、1級で993,750 円(月額 82,812 円)+子の加算。
2級で795,000 円(月額 66,250 円)+子の加算。
障害を持ち、バリバリ働けなくなったらこの障害年金がもらえます。
しかし、国民年金保険料を払っていなかったらこの毎月2級で66,250円は貰えなくなるのです。
テレビなどでは年金はダメだ!と騒がれていますが、現在でも年金制度は有効です。
将来年金制度がなくなる不安よりも、自分にもしものことがあった時の方を選んだ方が良いものだと思います。
所得とは何かを教える
所得とは何なのでしょうか?もちろんお給料も「所得」です。果たしてお給料だけが「所得」なのでしょうか?
所得は10個ある
一番身近なお給料しか知らない人も多いかと思います。しかし実際「所得」とは10種類に分けることができます。もちろんお給料は「給与所得」です。
図のように10種類の所得は、利子、配当、不動産、事業、給与、退職、山林、譲渡、一時、雑の10種類です。(「所得」とつけるのを省いています。)
言われてみれば、これも所得だったんだな、と思うものもあるかと思います。
自分が今年これだけ稼いだよ!これだけ損したよ!と申告するものが「確定申告」なのです。
この確定申告。実は会社員は「特別に」やらなくても良いのです。
なぜなら、会社がまとめて「この人、ウチの会社でこれだけ給与出したよ!」と変わりに伝えているからなのです。
でも実際、税金を取りすぎていたりするので、年末に「年末調整」をするのですね。この年末調整で払いすぎた税金が戻ってきます。嬉しいですね。
でも代わりにやってくれるなんてラッキー!と思ってはいけません。
まだ税金が戻ってくる可能性もあるからです。このお話は後日詳しくお伝えできたらと思います。
クレジットカードは借金である
便利に思えるクレジットカード。実はクレジットカードは借金なのです。なぜなのでしょうか?
後日、請求が来る
下の図をご覧ください。
クレジットカードを利用するには、自分、クレジットカード会社、お店が関わってきます。
自分だけみるならお店でクレジットカードを使って買うだけなのですが、お店とクレジットカード会社の間でもやり取りはされています。
たいていのクレジットカードは〇日締めの〇日払いと決められています。
前の1カ月買い物をした分のお金が後日請求される、という仕組みなのですね。
決してクレジットカードは「なんでも買える魔法のカード」ではなく、「後から請求が来る超!現実的なカード」であることを知っておきましょう。
リボ払いはやらない
リボ払い。名前だけは知っている人も多いかもしれません。
しかし、一度リボ払いをしてしまったらずっとお金を払わなければならない「リボ地獄」が待っているかもしれません。
リボ払いとは、お支払い件数や金額にかかわらず、毎月の支払い額が一定になる支払い方法です。
自分が毎月1万円だけ支払う!と決めたら毎月1万円だけ引き落とされます。ただし、毎月の支払い金額を少額に設定すると、その分支払い回数が増え、手数料も上がってしまうので注意が必要です。
毎月1万円なら1万円を支払うのですが、翌月2万円、その次の月3万円と買い物をしていけば、返済を毎月1万円だけならどんどん借金が増えていきます。
買った分だけ増えるのであればまだマシですが、必ず利息も支払わなければなりません。
ずっと借りていればその分利息も増えていきます。
気づけばあれよあれよと借金が増えていき、どうしようもなくなってしまいます。
そうならないためにもとりあえず「リボ払い」。絶対にやめましょう。
新NISAを始める
18歳になったらすぐ始めよう
以前、noteでも書きましたが、新NISAは18歳から始める事ができます。
預貯金も良いですが、少しずつ、それこそ1,000円からの積立てでも良いので始めてみることが大切です。
若いうちから積立てていると時間を味方に複利効果でどんどんお金は増えていくかもしれません。
iDeCoを始める
iDeCo(個人型確定拠出年金)も大切です。
普通に支払っている国民年金の老齢年金だけでは老後生活するには少ない金額かと思います。
少しでも老後の年金を多く貰うためにもiDeCoの加入はかなりオススメです。
iDeCoは国民年金保険料を払ってないとできない
老後のためにiDeCoに加入しよう!と思ってもiDeCoの加入条件があります。
それは第一に「国民年金保険料を払っていなければならない」ということです。
iDeCoだけ加入したい!ということはできません。
でも、働いて社会保険料を払っていたらiDeCoに加入する事はできます。
とりあえず国民年金保険料でも社会保険料でも良いので、ベースとなる「保険料」を払っていれば加入できます。
大切な事なのでキチンと覚えておきましょう。
掛金の上限がある
iDeCoに加入したらいくらでも掛金を支払えるというものでもありません。自分の雇用状態にもよりますが、掛金の上限が決まっています。
一概ににみんなおなじ金額というわけではないので気を付けなければいけません。
一度下の図を見て自分はどれに当てはまるかを確認しましょう。
iDeCoは月5,000円から始められるので、あまり収入のない人でも「5,000円くらいなら」とできるかもしれません。
一度自分の老後のためにiDeCoの加入を考えてみても良いですね。
まとめ
成人したら自分で色んな契約ができます。
現在でも詐欺などの犯罪がはびこっています。そういったものにも引っかからないために、また自分自身を守るためにお金の基本的な知識を学んでおきましょう!
それでは、皆様、ごっきげんよー★
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