Ellange株式会社 ミッションステートメント
「私たちは、誰もが海を想う社会をつくる」
We create a society where everyone cares about the ocean
をミッションとしている会社です。
その為の手段の一つとして、廃棄漁網から最高の製品を作るのに必要な原材料を製造しています。私たち(We)には、Ellange・関係パートナー・漁業コミュニティ・地域コミュニティなど関わる全ての仲間を含んでいます。
私たちは漁師さんたちが獲ってきた魚を当たり前に食卓で食べています。
ですが、目の前で「美味しい」と食べている魚がどこの誰がどんな風に獲った魚なのかを考えて食べている消費者は少ないと思います。
また、獲った魚をどこの誰がどんな風に食べているのかを考えて獲っている漁師さんもそこまで多くないと思います。(もちろん中には消費者の顔を浮かべながら漁をしている漁師さんがいることも知っていますし、漁法によってスケールが大きすぎてそこまで考えられないという方がいることも理解はしています)
そして、その食べている/獲っている魚が生息している「海」が今どんな状態にあるのかまでを考えて行動している人はごくわずかであると思います。
もちろん私も広大な海の全てに潜ってみたわけではないので、真実は分かりません。ただ一つ言えることは何かが原因で、海から魚がいなくなれば、漁業は出来ません。漁業が出来なければ、地域の水産業は衰退します。当然ながら、「美味しい」体験は出来なくなります。
全ての海洋資源は有限です。
「美味しい」は限られた資源を消費しながら体験しています。水産業はこの消費者の「美味しい」体験に支えられています。
「美味しい」をこの先の将来もずっと体験したいのであれば、海や魚を想い、行動を起こすことが最も大切です。
想うことで変えられること、変わることがあると信じています。(当事者自身も含めて)行動には消費のスピードを遅くしたり、消費しないことも選択肢に含まれると思います。
私の海を想うことの実践活動として、「廃棄漁網」の問題の解決に真正面から取り組んでいます。廃棄漁網は自然環境だけでなく、漁業コミュニティへも負のインパクトを与えている存在です。この問題に取り組んでいる背景に関しては次回発信予定ですが、廃棄漁網を原材料として加工する事業を行っています。価値がないと考えられていたものを、最高に価値のあるものに変えることで関わる人々の心を動かしたいと考えています。そうすることでより良い海洋環境を想う仲間と出会えることを願っています。
小さく、でも大胆に動きたいと思っている「同志」と繋がりたい!
私は現在「廃棄漁網」の問題を解決する為に事業を営んでいますが、同じ志を持つ仲間たちや様々なコミュニティと横断的に繋がり共にいい社会を作っていきたいと思っています。私自身も知識や経験が不足していることも多いので、ぜひ助けて頂きたいです。一緒に何かアクションをしたいと考えている漁師の方、サーファーの方、地域コミュニティを運営している方など興味を持って頂いた方はメール(info@ellange.jp)を頂けると嬉しいです。
最後まで読んで頂きまして、ありがとうございます。
Ellange株式会社 代表取締役 関 幸太郎
当社の事業「NetPlusJapanProgram」の運営
当社は漁師さんたちから廃棄予定の漁網を有価(Kg単価)で購入・回収し、100%追跡可能な使用済漁網のみによって作られるリサイクルナイロン原料"NetPlus"の製造を行っています。
製造工程は裁断/洗浄/乾燥/粉砕を行います。
"Netplus"はBureo社(https://bureo.co/)の商標です。
"NetPlus”はPatagonia社(https://www.patagonia.jp/home/)のダウンセーターやバギーズなどの製品で採用されています。