窓新聞『トキオ・タイムズ』 (海の襟袖)
製品情報
「詩と図に姿を変えていく、この街での日々の記録。」
窓新聞『トキオ・タイムズ』(海の襟袖)
詩・訳 高田怜央
絵・デザイン モノ・ホーミー
A3サイズ
印刷紙 アリンダ(藤井印刷)
英日対訳仕様
【初版限定】おまけ「風景詩化透鏡 (FUKEIぽいえいんTOKYO)」付き
1000円+税
2022年11月20日 発行
書記 高田怜央と図案家 モノ・ホーミーの探索ユニット"海の襟袖"の第二作。2022年7月25日から10月14日までの日記&詩(高田怜央)と、図案&デザイン(モノ・ホーミー)を一枚の作品に起こした透明ポスターです。窓や鏡に飾ったり、フィルターのようにして写真を撮ったりすることができます。生活の中に詩情が浮かび上がる景色をお楽しみください。
初版(100部)限定にて、携帯用・窓新聞のかけら「風景詩化透鏡 (FUKEIぽいえいんTOKYO)」が付属します。お散歩のお供にどうぞ。
著者紹介
書記 高田怜央と図案家 モノ・ホーミーの探索ユニット。見えるものと見えないもの、視覚と言語、自己と他者。ふたつの波に揺られながら、ひとつの海を照らすための作品を作っています。
制作経緯:信じられた遊び
モノ・ホーミーさんとわたしには、ひとつの憧れがありました。それは、「奇術師」です。つまり、夢と現実、論証と詭弁、大真面目と不真面目の境目を揺り動かして、とあるヴィジョンを見せる技師になること。
そのために私たちは夜な夜な研究を重ね、「風景詩化技術」という手法を発明しました。それによって生まれた製品が、「風景詩化装置」である今回の窓新聞『トキオ・タイムズ』です。
前作の研究テーマを引き継ぐ仕方で生まれた「風景詩化技術」とは、日々の暮らしの経験を作品へと変容させる手段を意味します。今回は、日記の文章から単語をひろって詩を作ること、それを受け取ったモノ・ホーミーさんが読みながら図案を描くことでふたりの日報を伝える新聞が仕上がりました。
さらに、それを透明の紙に印刷し、モノ・ホーミーさんが移ろう日差しの軌跡を絵具で写しとり色彩を与えたことで、覗き込むと日常の景色から摩訶不思議な時空へといざなわれる窓型の「風景詩化装置」が完成しました。
これが、今回の窓新聞『トキオ・タイムズ』の種と仕掛けです。これを手にするということは、わたしたち「奇術師」のごっこ遊びに参加することであり、そして「この街で虚実と戯れながら真実を探す」ための本当の遊びを始めることなのです。これは信じていいことなんだよ。
2022年秋、最近のわたしたちの調子しか載っていない、誠の新聞をお届けします。
高田怜央
お取り扱い店さま
<埼玉>
小声書房(北本)
つまずく本屋 ホォル(霞ケ関・的場)
<三重>
散策舎(伊勢市)
お取り扱いいただけるお店を募集しています。
ツイッター(高田怜央、モノ・ホーミー)にてご連絡ください。
新しく第6巻が刊行されたモノ・ホーミー著『貝がら千話』シリーズ、同時発表の新作『モノ・ホーミー線画集①』もお取り扱い先を募集中です。
詳しくは、モノ・ホーミーさん(mnhm.log☆gmail.com)までお問い合わせください。『貝がら千話』の試し読みはこちら。
イベント
2022/11/20
文学フリマ東京 第一展示場【S05-06】
これまでの作品
詩画集『ユー・メイド・ミー・ア・ポエット、ガール』(海の襟袖)