子どもと見つめた「自然と人のダイアローグ展」
先日「自然と人のダイアローグ展」を鑑賞してきました。小学生の娘連れです。
今回はありがたいことにジュニアパスポートのプレゼントがありました。
パスポートを見ながら鑑賞できます。4点の絵画が紹介されていました。
絵を詳しく見たいときは、直接Google Arts & Cultureの該当絵画に飛べるQRコードがついています。かゆいところに手が届く作りです!
うれしいご配慮に感謝しかありません。
公式HPからPDFをダウンロードできます!https://nature2022.jp/asset/pdf/juniorguide.pdf
小学生の娘のお気に入りの作品から、紹介していきたいと思います。
1 ゲルハルト・リヒター
雲の写実的な作品です。
とにかく大きく、娘が両手を広げてもまだ足りません。絵画を背景に記念写真しました。雲の中に入ったみたいです。
2 アクセリ・ガッレン=カッレラ
湖の表現が特徴的でした。
空は描かれていませんが、青空が頭上に広がっているようです。
湖が鏡のようして、「超絶うますぎ」と大絶賛。
3 ジャン=フランソワ・ミレー
こちらも大きな作品。等身大くらい。
春の訪れ、草の息吹、足元の花、小鳥にエサをあげる様子など、みるべきところはたくさんです。
4 フィンセント・ファン・ゴッホ
ゴッホの作品は娘も大好き。
生と死のメッセージはわかりにくいかもしれませんが、明るい色調、金色と青のコントラストが素敵です。いち推しになりました。
5 クロード・モネ
睡蓮の絵は、みるだけで癒やされます。
反射する睡蓮の葉と、鮮やかな水面の青がここに描かれています。移ろいゆく色合いに、子どもも夢中です。
モネの睡蓮の左側に展示されているのは、同じくモネの《睡蓮、柳の反映》。
こちらは横4.25メートルの大作。
長い間所在不明でしたが、2016年に画布の上半分が失われた状態で発見されたました。上半分は不明なまま、修復が終了し公開されています。
保存状態の良かった《睡蓮》と比べると、それでも同時に鑑賞できることは奇跡のように感じます。
まとめと感想
子どもと一緒に鑑賞した展覧会。自然をテーマとした作品が多く、子どもにとってもなじみやすかったようです。
今回、半数以上が写真撮影可能でした。
子どもが撮影に夢中になっている間、大人は自分のペースで鑑賞できます。一石二鳥。
しかも中学生以下は入館無料。家族連れにも優しくて、助かります。
夏休みを前に、親子そろって絵画に癒されました。
楽しい夏休みの1ページに、アートを楽しんでみてはいかがでしょうか。
まだまだお楽しみは、これからですね。
楽しい夏休みになりますように。
こちらにも、レビューをまとめました↓