見出し画像

不幸中の幸いとはこのこと。

父が一時的にラクナ脳梗塞を発症したことを思い出しました。

早朝、公園でラジオ体操をしていたとき、急に左半身の力が抜けて倒れたそうです。幸い、その場ですぐに体の動きが戻り、父はたいしたことないと思ったようです。

しかし、ラジオ体操に同席していた方が「病院に行ったほうがいい」と機転を利かせ、救急車を呼んでくれました。自宅ではなく外で発症したのは、幸運でした。

もし自宅で同じ症状が出ていたらと考えると、今でも恐ろしくなります。父の性格を考えると、おそらく病院には行かず、気のせいだと思って二三日様子を見ていたでしょう。この時点で治療を受けずにいれば、二度目の脳梗塞が発症し、もっと重い症状が出ていたかもしれません。

今回は、たまたま15分ほどの外出中で、不幸中の幸いでした。すぐ受診し、治療を受けられたのです。入院も一週間ほどですみ、今では元気に過ごしています。

「幸運が重なる」とは、まさにこのこと。今月、父と親族で十年ぶりにお墓参りに行く予定。命の重みを改めて感じ、家族揃って帰省できるよろこびを噛み締めたいと思います。

いいなと思ったら応援しよう!