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日記:2025/02/05 - アワードについて考えたこと *(4,000字)

色々あって、去年からずっとアワードのことを考えている。

アワードって何だろう、アワードってどんな意義があるのだろう、アワードってどう運営されるべきなのだろう。みたいなことをずっと考えていた。

賞を渡す者は個人、団体などさまざまであるが、賞の権威は、授賞を行う個人や団体の権威や地位に依存しがちである。ただし授賞する団体の地位や権威にかかわらず、賞の権威はそれまでの歴史の積み重ね、審査の厳しさ、歴代受賞者の顔ぶれなどによるところも大きい。

ある種の権威ある賞、例えばノーベル賞、アカデミー賞、スポーツにおける金メダルチャンピオンタイトルなどは、受賞した個人のアイデンティティとして一生ついて回る。受賞者は属する国や地域から英雄扱いされ、場合によっては成し遂げた業績の中身より受賞したこと自体が有名になることもある。たとえばスポーツ選手としての凄さや受賞した研究の内容については知られていなくても、金メダル受賞者やノーベル賞受賞者として世間に名を知られることはよくある。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B3%9E

◎「ソング」「アルバム」で評価することの難しさ

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