「あ~よかった」で終わらせない!季節商品とファンづくり
みなさん、こんにちは。イーライフのアドバイザー水野です。
今年の梅雨はあっという間にどこかに行ってしまい、全国的な猛暑、そして大雨などこの夏はちょっと不安定な様子ですね。
みなさん体調を崩さないように気をつけてください。
さて我が家のベランダのトマトは、だいぶ実が大きくなってきましたよ。収穫が楽しみです🍅🍅🍅
トマト栽培を毎年繰り返していて思うのですが、園芸資材のように季節限定の商材ってありますよね。夏でいえば、蚊取り線香、花火、日焼け止め、汗拭きシート・・・etc。 ですが今年お世話になった商品を、来年も指名買いする場面って、なかなか無いのではないでしょうか? そう思うと季節商品のマーケティングってすごく難しそうですね。
今年は買ってもらえたけど、来年また手に取っていただけるのだろうか・・・。 そんな一期一会になりやすい季節商品をどう継続につなげていくのか、今回は少し考えてみました🤔
多くの季節商品はシーズン直前に広告を大量投下して、記憶を呼び起こしますね。確かに大切なアクションですがそれにも増して私が大事だと思うのは、「前のシーズンのエンゲージメントを継続する」ということです。その商品やサービスを利用した前のシーズンに「よい体験」をしたことを、「共感」として勝ち取っておくことが重要です✊
例えば、トマト栽培であれば「たくさん収穫できた」とか、花火であれば「きれいだった」というのは、その商品の基本的な価値(機能価値)です。エンゲージメントを深めるには、それにプラスして「情緒価値」や「自己実現価値」「社会的価値」が大切だと言われています。これらの価値の定義については、むずかしい話になるので今回はやめておきますね(またの機会に・・・)。要は、トマト栽培であれば「新鮮なので調理したらいつもよりおいしかった」「シーズン後の片付けが楽だった」、花火であれば「好きな人と思い出ができた」「子どもと安全に楽しめた」といった印象深い体験が大切だと思うのです☺
そしてその体験(エピソード)は、自分の頭の中だけにぼんやりと留めておくよりも、「発信」という行動をとることによって強固な記憶になるはずです。例えば、近しい家族や友人と、その体験について会話すると、より印象に残るエピソードとなるでしょう。そこで活躍するのが「コミュニティ」です。自身の体験をコミュニティで投稿し、他の会員から反応をもらえれば、その体験がさらに「よい体験」へと発展します。コミュニティ運営のテーマも、体験の印象を後押しするような企画を選定して投げ掛けるといいかもしれませんね🖊