14. 山口県長門湯本に移住する(8):朝の散歩
朝の散歩は、
音信川沿いか、
大寧寺。
私が暮らす、シェアハウスみかん荘は、
美祢線の線路脇、
大寧寺への旧参道にある。
家を出て、
右側へ上がって行けば、大寧寺、
左側へ下がれば、音信川。
どっちへ行こうか、
すぐ決まるときもあれば、
右へ、左へ、行ったり来たり、
ナカナカ、決まらないときもある。
どちらに行っても、
数メートル先に、
お地蔵様がいらっしゃる。
おはようございます。
いつも見守って下さって、
ありがとうございます。
と、ご挨拶してから散歩が始まる。
どちらの道も、野花が美しい。
ついこの間までは、
コデマリやアゼリアが満開で、
今なら、マルバウツギや、
キキョウカタバミが、
嬉しそうに咲いている。
湯本に移住してから、
木や草花の名前をたくさん覚えた。
虫や爬虫類の名前も(^◇^;)
草花の種類が豊富なせいか、
飛び交う蝶々も多様だ。
モンシロチョウ、モンキチョウの他に、
見たこともないような、
大・中・小、多様な色の
蝶々が舞っている。
愛猫のジュリアーノが小さかった頃は、
よく、蝶々を追いかけてた。
追いかけられたら、逃げて行けばいいのに、
蝶々さんは、ジュリアーノの周りを
あっちに行ったり、こっちに来たり。
からかって遊んでいるようだった。
ジュリアーノと、傍の小山に上ることもある。
ジュリアーノは、犬のようについてくる。
私に合わせて、登ってくれる時もあるし、
わざと後ろに回って、距離をあけ、
チーターの様な走りで、追い抜いて行くこともある。
そして、地面にべったり座って、待っている。
「人間って、遅いね〜」と、言わんばかりに。
100メートルほど上がると、
お地蔵様がいらっしゃる平地に出る。
立派な十一面観音様のお堂もある。
そこから、急な山肌を上がると、尾根にでる。
尾根沿いに、ずーっと歩いて行けそうだけど、
未だ、挑戦したことがない。
近所の子供達とジュリアーノを連れて、
いつか、歩いて見たいと思ってる。
家のすぐ傍にある、
アドベンチャー・ワールド。
長門には、楽しいことの種が、
そこら中に落ちている。
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