美容師のシザーについて
こんにちは!
みなさんは普段使っている道具にこだわりはありますか?
またどんな仕事でも必要な道具はありますよね。
調理師なら包丁、フライパン。
ブロガーならスマホ、パソコン。
学生ならノート、ペン。
そして、美容師ならハサミやクシ。
今回は私が使っている仕事に欠かせない道具たちについての記事です。
ご覧いただければ幸いです!
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■シザー
ハサミの事をシザーと言います。
理美容師も大抵『ハサミ』と言ってるので言い方はどちらでも大丈夫です。
【飛燕シザー】
現在使用中のシザーです。
ネットで購入しましたが、価格が安い割に使いやすいので気に入ってます。
同じシザーをもう一丁持っていて、1つはベースカット用。もう1つは仕上げの直バサミ用に使っています。
(直バサミとは)
カットの技法の一つでスポーツ刈りや角刈りを切るのに必須です。理容師は当たり前ですが、美容師は知らない方が多いでしょう。
カットの面をなだらかにしたり、平にしたりする効果があります。
【valsシザー】
15年程前先輩がくれました。それから10年くらい使いましたが、今は使っていません。
切れ味を良くするのに刃を研ぐのですが、「研ぐ」というのは「削る」ことなので少しずつ短くなってしまいます。
短くなると切れる幅も狭くなるので時間がかかるようにもなります。
その為今は引退してます。
良いハサミは手入れをちゃんとしていればいつまでも使えます!
(研ぎについて)
美容師が自分で研ぐというのは稀です。知る限りではハサミ屋さん(研屋さん)にお願いして研いでもらいます。
一丁あたり2〜3000円くらいが相場ですね。セニングシザーだと割増しになることもあります。
ちなみに下手な研屋さんにお願いすると、逆に切りづらくなります。何度もガッカリした事ありますね。
■セニングシザー
いわゆるスキバサミですね。
一回にどれだけ髪の毛の量を梳く(すく)事が出来るかは、そのセニングシザーによって違います。
その為スキ率(%)は重要です。
【ファルコシザー】①
現在使用中のセニングです。
12年程前に購入しました。
購入当初は引っかかりがありすぎて使いづらかったのですが、慣れたら使いやすくなりました。
バツっ!と梳いた感じが出ないところが良いです。
あまり梳きたくない時はシザーの入れ方で調整しています。
【ファルコシザー】②
初めて勤めた美容室でスタイリストデビューのお祝いにオーナーからプレゼントしてもらいました。その美容室は12年くらい働いてましたね。
思い入れがあるセニングです。
ハサミの抜け具合も良いし、細かい梳き具合調整するのに使いやすかいです。
スキ率が今の仕事の仕方と合わない為使わなくなりました。
■コーム
美容師が使うクシは様々なタイプがあります。
目の細かさ、形、材質など。
用途に合わせて使い分けます。
今回は一番気に入ってるコームを紹介します。
【ホンゴ ビュープロコーム】
専門学校時代から愛用しています。
使ってると歯が折れてしまうので、何度か買い直しています。
サイズや梳かし具合などこれが一番使いやすいですね。ある意味シザーよりもコームの方がこだわってるかもしれません。
他にも白とグレーがあるようですが、赤が良いですね!
ちなみに材質にカーボンが配合されたコームもありますが、そちらも使いやすくて好きです。
■セレクトショップ代表のこだわり
『渦』プロジェクトメンバーのオカザキマサヒロさんの記事です。
思わず影響されて今回の記事を執筆してみました。
やはり仕事で使うアイテムには「使う理由」がありますね!
こだわりが伝わります。
おわりに
価格も載せてみましたが、販売価格は本当にピンキリです!
シザーもセニングも安くて3000円くらい。
高いとダイヤ入りで100万円?みたいなのもありました。
さすがにそれは要りませんけどw
5万円前後が一般的かもしれません。
また、理美容師さんによっては一度のカットでハサミを使い分けている方もいますよね!
私は基本的にシザー一丁、セニング一丁でカットをしています。
ハサミを使い分けるよりも切り方を工夫した方が私のスタイルに合っているので!
道具や目的は様々ですが、適切に大切に使っていきたいですね!
ご覧いただきありがとうございました!