【創造的絶望】が人生の荒波を乗り切る力になる
創造的絶望と言う言葉がある。
人生がうまくいかない時、そのうまくいかない事を嘆き否定するのではなく、うまくいかないことを人生そういうものだと受け止め、解決に向けて動く事を言う。
例えて言うなら、今の自分のチェスの駒はこれしかないのだと受け入れて、その手持ちの駒で解決することだ。
私たちは気づかない間に、自分に不幸など起こらないと思っている。私たちは嫌なことや、困ったことが起きれば、なぜそんなことが起こるのかと、その不条理さを嘆きがちだ。
人生は良いことも悪いことも本当にいろんなことが起こる。
もしかすると、それを善悪の判断すること自体、野暮なことなのかもしれない。それは自分に起きている事実、ただ事実それだけなのかもしれない。それを善悪の判断つけて「いいことが起きている」「悪いことが起きている」と思うから、感情に呑まれて前へ進むことができなくなるのだ。
人生に起きることに良いことも悪いこともなくて、単に与えられた事実であり、それは全て天からのメッセージと言うこと。そう考えている方が楽になるのかもしれない。私たちの人生に起きる事はすべて意味があって、それは全て自分を成長させるものだ。
あまりにも不幸な出来事が起きる時、これは神様の意地悪なのかと思ってしまうこともあるけど、それは意地悪でもなんでもなくて、天から課せられた宿題なのだ。
創造的絶望、それは私たちがこの人生をよりよく生きるための知恵だと思う。この境地を心得ているだけで、人生の波をうまく乗り越えていける。そんな気がするのだ。
人生そういうものだと、あらかじめ腹を括っておけば、不幸だ不条理だと絶望的にならずに済む。酸いも甘いもあるのが人生。陰が続きすぎる事もなければ、陽が続きすぎる事もない。陰陽を繰り返しながら人生は流れていく。そういう心境が大切なのかもしれない。
今、私はそんなことを考えています。幸せな人生にしていきましょう!
最後までありがとうございました。
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