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#心理学 で #ちむどんどん 『失敗の美学』で大切なマインドとは?1

失敗にも美学があると思いませんか?

今週の朝ドラ #ちむどんどん の暢子の失敗を見て、思いを馳せたのは『失敗の美学』。今回は失敗の美学について語りたいと思います。

この企画は朝ドラをせっかくだから心理学と言う視点で深掘りして、もっと朝ドラを楽しもう!という企画です。

よければお付き合い下さい。

今週のあらすじを簡単に言いますと、

暢子が新規開店したお店は2ヶ月ほど経つと、すっかり赤字になってしまい、シェフである矢作さんのお給料もままならないような状態に。
何の手立ても打つことができず、窮地に陥った暢子は店を休業することに。

失敗にも美学がある。


その美学を追求するかしないかで、その人生が大きく変わってくると思うのです。

なぜなら、失敗を失敗で終わらせないことができるから。その人の努力によって。

『失敗しても、失敗に終わらせないように着地する
これが私が言う、失敗の美学です。

なぜそんなふうに思うのか?
それは私の経験から来ています。

それは思春期の頃、父親が不動産関係の仕事をしていたので、バブル期と言うものを肌で感じながら育ちました。

「地上げ屋」という言葉がよく聞かれたのはその頃です。
うなぎ登りに上がっていく不動産の時価。
何をしても儲け話。
その頃の不動産業界は、金儲けで浮き足立つまさにバブルでした。

私の周囲の大人は「万札をうちわにして仰いでいる」バブルそのもののような人ばかりでした。

そんなある時、不動産業界が一瞬にして沈没したのです。バブル崩壊でした。

これまでの景気の良い儲け話は、ピタッとなりをひそめ、周囲の大人たちはどこか焦燥感に駆られていました。

動かしている事業が大きいから借金も大きい。
バブルの恩恵にあやかっているから回っているのであって、普通に返せるような金額ではありませんでした。

1人、2人、と周囲の大人たちが消えていきました。どこかへ夜逃げした人、事業売却して田舎に帰った人、まったく音信不通になった人。

いろんな運命をたどっている人がいる中で、どんどん落ちていく人もいれば、後から人生をやり直している人もいて、この違いはどこから来るんだろう?そう思いました。

そして、子供ながらに思ったのです。


やり直せる人は失敗したときの着地がうまい。


ビジネスって体操の跳馬の種目に似ていると思うんです。

助走で勢いつけて、踏み台で踏み込んで、出来うるかぎりのパフォーマンスをして、最後にきれいに着地する。

未来永劫に続く事業なんてない。

世のことはすべて諸行無常で、始まったものには、いつか終わりがやってくる。早かれ遅かれ。

でも、事業を始める人の中には、着地のことを全然考えていない人がいるんですよ。

また、そろそろ着地した方が良い「最適な時期」を逃してしまう人も多い。

だから着地に失敗してしまうのですね。
着地に失敗して、骨折とか重傷を負ってしまうから、再起ができない。

着地に失敗してしまう、マインド的理由は明らかです。

自分が築きあげたものへの『執着』と、失敗と言う現実への『恐れ』が着地をミスる原因なんです。

自分の地位や、財産や、注いできた情熱、築き上げてきたものへの執着が、どうしても離れない。

自分に今、突き付けられている失敗と言う現実が怖くてまともに見れない。失敗のことを考えると逃げたくなる。

これ、私も経験したことがあるので、この心境は本当によく分かります。
もうね、失敗が嫌で嫌で、不安で不安で、逃げたくて仕方がないんですよ。特に損失が大きいと。

でも、マインド的にこのような状態になっていると、リカバリーが遅れて着地に失敗してしまうのです。

一方で再起ができる人は、少し違います。
どこが違うのか?

さらに話が長くなりそうなので、明日に続きます。

追伸:人のマインドのしくみや特性については、こちらで詳しく解説しています。ご参考までに。

#ちむどんどん はどこか遥か彼方に行ってしまいましたが…笑
最後まで読んでくれてありがとうございました!ご参考になれば幸いです。

#すべての人に幸福マインドを
マインド心理学カウンセラー 仲 恵里


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なかえり@ブッダ心理学コーチ
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