秋の気配で、うどんが食べたくなりました。
今日は朝から書類作成、運送会社から車検書と運転免許書をPDFで貰い、
現場から地図と搬入路の資料を貰う、
警察署に提出する大型通行許可書、サッサとやってれば良かったんだが、後に回せる仕事は出来るだけ後に回すという、どうしようもない性格のせいで、
絶対今日中に提出しないと、現場への搬入に支障が出る!
大体今時こんな書類が面倒くさい、大型通行許可書の申請書の記載、当社の住所会社名 申請者の名前、走る運転手の住所と名前、通行理由を書いて、大型の通行許可が必要な入り口の住所、途中で曲るんだったら、曲る所の住所、そして出口の住所、これだけ記載して許可申請書完成、その次に許可申請区間が分かる地図を付け、通行する大型車の車検書、運転する運転手の免許書、これを2部1セット、そして申請する車の台数分準備しなければならない、
地味で同じ作業の繰り返しが苦手な私は、イヤイヤこの資料を作る、だいたい、こんな資料が無いと通れない様な現場の仕事は貰いたくない!
そんな事を考えていてもしょうがないので、さっさと準備をし、資料に不備が無いか確認して、警察署に向かう、
今回の提出は、中央警察署、現場の住所で提出する警察署が変わって来る、
天神中央公園の地下駐車場に車を入れ、空いている所に駐車、資料を持ち車を降りる、
出口に向かい、一瞬エレベーターでと思うが、思いとどまり、階段で地上に上がる、
交差点を渡り、中央警察署に到着、入り口すぐ左横の窓口に提出、今日はやたら年期の入ったお姉さんだ、
笑顔で資料を提出愛想よくお願いしますの言葉を添えて、
窓口で腱鞘炎になるのではなかという位に修正し、
無事書類は受理される、来週の火曜日の9時以降にこの紙を持って受け取りに来てくださいとの事、
来週の火曜日か、やはりギリギリセーフ、
駐車場に戻り、止めている車に乗り込む、この後どうしようかと考えるが、天気が悪いので、現場を一つ確認して事務所に戻る事にした、
出口で料金の200円を支払い、しっかり領収書を取るのも忘れず、車を出す、渡辺通を北に向かい、右折で那の津通に入る、更に左折でサンパレスの前を右折し香椎箱崎線を走る、
東区のアイランドシティーのニトリの現場の進捗状況を確認し、午前中の仕事終了、
12:10分
そろそろ昼食だ、
つい最近までは暑すぎて、昼食も出来るだけ冷たいものと思っていたが、
いつの間にか涼しくなり、お昼も温かいものが食べたくなって来た、この近くで暖かい食べ物、
温かい食べ物と言えば、やはりうどん、
うどんと言えば、奈多の牧のうどんに向かって車を走らせる、
さすがに昼時で駐車場も混んでいる、ちょうど別の車が出たので、空いたスペースに車を停める、店の中が混んでそうなので、車の中で少し仕事、メールの確認をしメールの返信、
12:50分入店、
店内はまだ結構な込み具合、
何人様ですか?と聞かれ、一人ですと答えると、こちらにどうぞとカウンター席の右端の席に案内される、左横の客も今着席したばかりで注文中、
ごぼう天うどんと、かしわ飯を注文している、
私は、肉うどんを麺固めんで頼む、ご飯ものどうします?と聞かれ、一瞬私もかしわ飯をと考えるが、多分食べきれないので、泣く泣く大丈夫ですと答える、
待つか待たないか位で、左横の客の注文が到着、続いて私の注文した肉うどんも到着、伝票の上に出汁の入ったヤカンが置かれる、
私はヤカンを持ち、出汁をドンブリ一杯に注ぎ入れる、
箸を取り、
いただきます!
うどんの上には緑のネギと甘く味付けされた肉が乗っている、箸で麺を持ち上げススル、
その後よくかき混ぜる、うどんの出汁と肉の甘辛さとが絡まり合い最高の味になる、
再度箸でうどんの麺を丁寧に持ち上げ口に運ぶ、
太めの麺に、カツオと昆布の甘めの出汁が絡み、何とも言えない味わいだ、口の中が幸福で満たされる、太めの博多の麺、この華奢じゃ無い、少し荒い感じの麺は、人見知りで無骨な感じがする、
私は只ひたすら麺をススル、
わき目ももふらず、
一心不乱に麺をススル、
少しでも気を抜くと、
この無骨な麺にうどんの汁をすべて持っていけれてしまう、
この無骨な麺との勝負なので有る、
無心になり只目の前の麺をススル、
ススル度に口の中に拡がる幸せ、
一気に残りの麺をススリ、
麺が無くなった所で、
両手で丼を持ち口に運ぶ、
わずかに残った汁を飲み干し、
左横のおじさんを確認、まだ半分程度麺が残っている、
勝った!
私は少しの優越感に浸り、
ペラッペラの伝票を持ち、
このペラッペラの伝票も持ち方を気を付けねばならない、
たまにテーブルにこぼれた汁で、濡れている時があるのだ、
私も何度かこのトラップに引っ掛かり、
舌打ちをした事が有る、
レジで伝票を渡し、
ハイ肉うどん620円です、
信じられないほどの安さだ、
(注:私は牧のうどんの関係者ではありません。)
少し火照った体で店を出る、
外はもう秋の気配、
本日もご馳走様でした。