女性って、最高におもしろい。
今日は、ぼくが最近ハマっている、「女性マーケティング」について話していきたい。
プロフィール
ぼくは1年前、インターンを始めた。
任せられたのは、メインサービスのInstagramの運用。
「女性向け」だった。
今でこそ、フォロワーは5000人まで増加し、アカウントからの売上が300万を超えるアカウントに成長させることができたが、ここまでの道のりは正直かなりキツかった。
理由はシンプル。
ぼくは、”超”がつく男性脳だったから。
感情よりも数字でものごとを判断しようとするし、女性のようにマルチタスクで器用にこなすことはできない。
アカウントを渡されたときは、そもそも、「男性脳と女性脳の違い」があるということさえも知らなかった。
ぼくが、男性脳と女性脳の違いを顕著に感じた瞬間がある。
それは、女性の上司に自分が作った投稿を添削してもらっときのこと。
返ってきた文章は、ぼくが書いた文章が、まるっきりなくなっていた。
すぐに女性の上司に確認した。
「ぼくの文章のどこがダメでしたか?」
上司はこう返した。
「うーん。言いたいことは間違ってないんだけど、全然ひびかなかったんだよね。なんていうか、えいわ君の文章は、論文みたいだった。」
ショックだった。
ぼくは、文章を書くのは得意だと思っていた。
高校生の時には、作文で賞をとったこともあったし、母にもいつも文章を書くことに関しては、よくホメられていた。
なのに、全然ひびかないと言われた。
けっこう凹んだ。
と同時に、なんか悔しくなって、もう一度読み返してみた。
上司が添削した後の文章は、たしかに、すごく読みやすい。
難しくない。めっちゃシンプル。だけど、伝えたいことは全部伝わる。
なぜだろう?
自分なりに、色々かんがえてみた。
そして、出た答え。
それは、女性は「共感」が命だということ。
ぼくが最初に書いた文章には、共感できる要素が少なすぎた。
なるべく文章を短くするために、感覚的な表現を削り、教科書的な体系立った言い回しを多用していた。
それが、上司が添削した文章では、真逆だったのだ。
この違いが、最高におもしろかった。
考えてみると、女性は日常の中でも、「共感」を大切にしている。
女性同士の会話では、「わかる、わかる〜」という言葉がたくさん出てくるし、「かわいい〜」という言葉で、女性どうし共鳴している。
この経験から、いかに「共感」が大切かを身にしみて感じた。
運用をはじめて半年以上経った今も、まだ試行錯誤しながら文章を作っている。
まだまだ改善の余地だらけだと思う。
フォロワー5000人のうち、女性は87%を超えている。
これから先、1万人・10万人と増やしていくためには、もっともっと女性の共感を獲得していかないといけない。
だから、今は本から女性の心理や特性を学んでいる。
ちょうど最近見つけたのが、谷本理恵子さんの『プリンセス・マーケティング』という著書。
これが、スゴくおもしろい。
(アフィリエイトリンクではありません^^)
ぼくがInstagramを運用していく中で感じていた、男性と女性の感覚違い・考え方の違いを、ありえないくらいわかりやすくまとめてくれている。
(もっと早く出会いたかった。)
女性向けの商品・サービスを扱う人なら、ゼッタイに一度手にとって読んでみて欲しい。
ぼくも、既に3回ほど読み直しているけど、何度読み直しても気づきがある。
どうしても男性脳に偏ってしまうから、定期的に読み直したい。
女性マーケティングは、最高に面白い。
完全にハマった。
いつでも流行の最先端は、女性だ。
ぼくは、女性マーケティングを極めていきたい。
女性に詳しい男性になっていく。
6日目、クリア。