タコスの読書：伝え方が9割

言葉を変えるだけで、仕事が、恋愛が、人生が、変わった

元コミュ障理系男子の語る、伝え方の教科書。

佐々木圭一さんはコピーライターとして国内外でコピーライターの賞を取りまくっている、超一流のコピータイターです。

そんな佐々木さん。実は、昔はガリガリの理系で、たまたま入った企業で、コミュニケーションが苦手だったにも関わらず、コピーライターに配属。コピーを書いても書いても採用されない毎日を過ごし、「紙のむだ使い」という意味で、先輩コピーライターから付けられたあだ名は「最もエコでないコピーライター」。ストレスにより1日3個プリンを食べる日々を過ごし1年で10kg太るなど、全く活躍できない日々が続きました。転職をしようと思いながらも、最後に何かできることはないかと考え、今まで評価されてきたコピーを分析し、そこで法則を見つけることに成功。その法則を使うだけで、仕事が上手くいき、さらに人間関係までもがうまく行くようになったそうです。

そんな、魔法のような法則をこれからお伝えします。

まず最初に、心構えとして3つのこと

1.自分の頭の中をそのまま言葉にしない
2.相手の頭の中を想像する
3.相手のメリットと一致するお願いをつくる

よくいますよね。「デート行きませんか？」とか「自販まで一緒に来て」とか思ったことをそのまま口に出す人。そんなんじゃ、お願いなんて一生通らないですよね。

そして、その前提を踏まえた上で5つのテクニックを紹介します。

1.相手の好きなこと

これは普通ですよね。相手のメリットを提示すること。就職面接で「御社で働かせてください。ここに入って成長したいんです。」と言っている人と「僕はAIの研究を大学生時代していたので、御社の取り組んでいるサービス自動化など、様々な分野で役に立つことができます。」とか言われたら後者を選びますよね。僕、野菜嫌いなんですけど、どれだけ可愛い人に野菜バーのレストランデートに誘われても行きません。絶対行きません。それと同じです。相手の好きなこと・メリットを提示してあげましょう。

2.嫌いなことの回避

ある研究では、人間はメリットよりもデメリットの方が感じやすいというものが証明されています。つまり「Aプランを使うと5000円お得です」というより「Aプランを使わないと5000円損しますよ」と言った感じですね

3.選択の自由

これは、議論のすり替えと選択権という2つのメリットがあります。デートする時、「デート行きませんか？」と言くのではなく「Aの映画とBの映画どっちが興味ある？」って聞いてみてください。デートに行くか行かないかではなく。どっちに行くかという議論のすり替えができます。そして、「Aの映画がいい！」と言ったのにドタキャンされることはないです。

4.あなた限定

「他の人が来なくても、〇〇さんにだけは来てほしいんです」とか。「他のことは違って〇〇と一緒だとめっちゃ落ち着く」とか言うと喜ばれますよ。褒められて嫌な人はいませんからね！

5.感謝

公共トイレに行くとよく、「いつも綺麗に使っていただき、ありがとうございます。」って貼ってありますよね。いつもやってくれてることも、その一言を入れるだけで関係が良くなりますし、僕なんかは、感謝の言葉は言うことを小さい頃からずっと意識しています。

僕は、このnoteは1記事30分以下で書いてるので、そんな言い回しとか考えてないですけど、これから意識することにより無意識にできるようになればな。と思います。