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否定語を使わないゲーム

あれしちゃダメ、これしちゃダメ、
〇〇しないでー!

大人にとって困ることをやってのける子どもたち。
なぜ今それを…。なんてことも沢山ある。

特に小さいうちはやりたい放題。

テーブルの上に登るし、
高いところにあるものを落とし、
ぽいぽいティッシュを引っ張り出す、
などなど。

登らないで!
落とさないで!
ティッシュ出さないよ!

なーんて言ってもニコニコしながらまたやる。
言ってるとこっちもイライラ。
全然楽しくなくなる。
色々試したい時で、大人の反応も含めて自分がどれだけ受け入れてもらえる存在なのか確かめている、とも言われている。確か。
成長の過程だってわかってはいるんだけど。

あー!でも本当に困る!

そんな気持ちになっていた新人の頃。

声かけのコツを教えてもらった。

それは…

ダメじゃなくて要求を伝える。

テーブルに登ってたら

降りてね

ものを落としてたら

拾ってね


ティッシュを引っ張り出していたら

お鼻かもうか


否定語を言わないで、どうして欲しいのかを伝えるとスッと困った行動をやめてくれる。こともある。笑

人間誰しも〇〇しないでと言われるとやりたくなるもの。

それに否定語ばかり言われると、行動だけでなく、その人自身を否定されたように感じて、自己肯定感が得られにくくもなるそうだ。

あと、いつも否定語で怒られていると本当に必要な場面で響かなくなってしまう、ということも学んだ。


これ、子どもだけでなくて大人にも使える。

身近なのが旦那なのだが。

また〇〇してない!なんで〇〇してくれないの!?

と怒るより、

怒りが溜まる前に

〇〇してくれると助かる!

と要求を伝えておくと頼られてると思ってやってくれる。


こんな少しの声かけの違いで

お互い気持ちよく過ごせるなら

ちょっとした脳トレだと思って伝え方を工夫していきたい。

ついつい目に入った情報を言葉にしてしまいがちだけど、そこでキュッと変換できると次の行動が変わる。

これが面白いのだ。

始めは結構難しかった。

やらなきゃ!って思うとうまくいかなかった時に
あー今日もダメだった。という気持ちになってしまうので、ゲーム感覚でやるといいと思う。

題して否定語を使わないゲーム!!

ひねりなし。笑


みなさんもやってみてくださいねー!


読んでいただき、ありがとうございました!

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