生物おすすめ参考書② ~実験考察問題を攻略しよう~
こんにちは。この記事は、高校理科の授業で生物を選択し、生物受験を決意した高1・高2生を主な対象に(もちろん高3・浪人生も)、おすすめ参考書や学習法を提案する内容となっています。どうぞよろしくお願いします。
この記事は、生物おすすめ参考書①(https://note.com/eisaigakuin/n/nf0cc8c59f35e)の続きです。まだ読んでいないという方はぜひそちらも読んでください。
このシリーズでは
①効率よく知識をインプットする
②良質な実験考察問題の演習を重ねる
という2大目標を掲げて、おすすめの学習法について参考書を挙げつつ提案していきます。今回は②実験考察編となります。難関校では実験考察問題が必ずと言っていいほど出題されます。実験考察問題では、膨大なリード文から必要な情報を抜き出して適切な選択肢を選ぶ、または論述するという、ある意味現代文に似た力が要求されます。そこで、読解力と論述力を身に付けられるおすすめの参考書を挙げていこうと思います。
もちろん、これから紹介する参考書をすべて購入する必要はありません。書店などで手に取ってみて、自分に合いそうな一冊を入手しましょう。一冊こなした後は、スムーズに過去問演習に移ることができると思います。
1. 生物 新・考える問題100選(駿台文庫)
www.amazon.co.jp/dp/4796117636
この本の最大の強みは論述問題のラインナップが充実している点です。収録されている大問100題のうち、ほぼすべてに100~200字の論述問題が含まれています。大問ひとつが見開き2ページに対応しているというレイアウトの見やすさも利点です。また、解答解説も充実しており、論述答案の論拠や論理展開について丁寧な解説がなされています。実験考察問題の中で特に論述が多く課される難関国公立や医学部を目指すという人におすすめです。
2. 生物[生物基礎・生物]標準問題精講(旺文社)
www.amazon.co.jp/dp/4010347309
この本の強みは様々な形式の実験考察問題を取り揃えている点です。論述はもちろん、記号選択問題やグラフ・図を書かせる問題など、バラエティに富んだ過去問が100問ほど掲載されているのが特徴です。さらに、解答解説も充実しています。論述はもちろん、様々な問題形式に対応したい!という人におすすめです。
3. 生物重要問題集ー生物基礎・生物(数研出版)
www.amazon.co.jp/dp/4410142119
この本の強みはとにかく薄くてコンパクトである点です。だからといって内容が乏しいという訳ではなく、難関大の過去問を中心に上記2冊を上回る約160問が掲載されています。弱点としては、紙面の節約のためか少しレイアウトが窮屈であることと、解答解説が簡素であることです。生物に自信があって、そこまで丁寧な解説がなくても理解できる、という人にオススメできる1冊です。
いかがでしたでしょうか?冒頭にも書きましたが、参考書を選ぶ際は書店で実際に手に取って肌に合いそうなものを選ぶのがオススメです。
ぜひ実験考察問題の実力UPを目指してみてください!
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