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身近なことって見失いやすいな

書いている現在は2月2日。今日の午前中まで2月3日が節分だと信じていた。2021年にも2月2日が節分で、4年ぶりらしい。4年前にもそんなことがあったっけ? と、違和感がある。

ネットの記事では うるう年でも調整しきれなくて日にちがズレるようなことが書いてあった。半年に一回くらい調整される「うるう秒」が廃止されるらしいけど、今後の節分はいつになるんだろう。



最近、日本的なものが格好いいことに気づいた。

気づく前は、着物や島田まげ のつくり出す、丸みのあるどこか儚げな雰囲気にもの足りなさを感じた時期もあった。

街を歩いてバブル期に建てられたらしい建物を見たときや、本棚を眺めて伊藤若冲の絵が目に入ったとき、小説の挿絵で日本画のような花が描かれているのを見たときなど、少しずつ自分の偏見が剥がれてく。

日本っぽいものって、私が思っているようにマイルドなんだろうか?
勝手に弱いもののように思ってたけど、そうじゃないかも。

少なくとも最近遭遇したのはみんな骨太さやギラつき、芯の強さがあった。

華美な装飾も、色彩鮮やかなものもある。こんなにド派手でゴリゴリなのもあるんだっていう驚きもあった。というか、よく考えたら小学校の社会で「安土桃山の文化は豪華」とか習った気がしてきた。

知ってたはずなのに新鮮な気持ちで驚いたのは、その強さのすべてが単純な派手さだけじゃなかったからかもしれない。

中には地味な黄土色・茶色の絵もあった。そういうのは、形や構造の強さがガツンときた。洗練された形や思い切りの良さなど、目の前にあるものの奥にある営みが透けて見える強さというか。

ものの奥にある営みが透けて見える・・・もしその営みが取捨選択することや吟味することだとすると俳句みたいだな。

もしかして、これも昔習ってそういう一面があるのを知ってたことかもしれない。

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