つまずきと認め合い発展する授業
筑波の算数公開講座に参加しました。
有料講座のため、詳しくは差し控えますが、つまずきや認め合いについて学んだことをまとめておきます。
★つまずいた時に立ち直る強さとは
立ち直る強さというのは自分が課題を達成したり自分が納得して解決できたりした時。
人の考えを聞くというのは自分が納得できるかどうかの道具であって、自分が「わかった」「できた」と感じることができれば、つまずきがあっても自分で解決する策を講じられる、考えられる、人の言っていることが分かると実感できるのかと思う。
すると、立ち直る強さをつくるには、
①子どもが解決できるための引き出しを増やす(ことで強くなれる)・・・表現方法を豊富にする、交流する
②間違いやすいつまずきやすい課題をたくさん出し、失敗することを恥ずかしいと思わせない経験をたくさんさせる(ことで強くなれる)
③他の人と交流することのうまみを感じさせる経験をさせる(ことで強くなれる)・・・他の人に認めてもらう場面をつくる、課題を解決できた達成感を人と味わう
★相手を認められる子とは
課題のつまずきを「わかる!それ、私もわからないなと思っていた」と言うことができる。
課題を課題として捉えさせること、課題のつまずきを(あえて)もたせること、(教師が子どものつまずきの種類を事前に予想して分析分類すること、)(同じような)つまずきをしている人の考えを聞き、考え直し、試行錯誤し、修正すること。
つまり、
①つまずく場面をあえてつくる、つまずきやすい課題を提示する。
②つまずいていいという安心感をつくる。
③同じつまずきをしている人がいるという安心感をつくる。
④同じつまずきを考えることで、人の考えを認める機会をつくる。
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