この世で一番太るものを知っていますか?

肉でも、白ご飯でも、ラーメンでも、ピザでも、お菓子でも、ケーキでもないです。人類を最も太らせる悪魔、、、
それは「甘い液体」だと思います。

私は大人になってから痩せたり太ったりしていますが、痩せる時はたまにメンタルがやられて全く食べれなくなる時だけで、基本的には157cmの53〜55kgくらいを行ったり来たりしています。

157cmの53〜55kgは、適性体重ではありますが都会の女の子基準で行くとちょっと太めだと思います。しかし、そんなに食べている記憶がないんです。外食しても一人前は普通に食べきれないし、量だけでなく内容もそこまで過激ではないと思います。体感としては0.5〜0.8人前くらいしか毎食食べれないし、なんなら朝は一切食べてないし休みの日は面倒なので一食の時もありました。

運動も結構しています。一日最低でも8,000歩は歩くし、ジムにも週3で通ってバイク30分ランニング30分をこなします。それなのになぜこの体重なのか本当に不思議でした。

だけど気づいたんですよね。自分が普段何気なく買ってるものの存在に。
それはコンビニや自販機やカフェの甘いカフェラテです。一日最低一本、水のように飲んでました。
完全にカフェラテに依存していました。イライラした時私の心を潤してくれるのはカフェラテだけでした。コーヒーの素敵な香り、優しいミルク、甘ーい砂糖。こんな素晴らしい飲み物を一日一滴も飲まずにいられるでしょうか。

よく売られているカフェラテや甘い缶コーヒーは、基本的に100〜150kcalくらいだと思います。それが一本日常にプラスされたくらいで太るんか?という話ですが、「甘い液体」全般には、数字で見えるカロリー以上のヤバい要素が詰まっていると思います。

まず、液体というものは体内への吸収が固形物より凄まじく早いらしいので、単なる他のお菓子とかと同じと考えてはいけないと思います。カフェラテのような甘い甘い液体を飲んだ直後、血糖値が爆上がりします。グラフを見つけたので貼っておきます。

清涼飲料水だけ血糖値スパイクが凄まじい。

血糖値が急上昇すると、血糖値を下げるためのインスリンが肝臓から分泌され、このインスリンが血中の糖分を脂肪に変え体内に蓄積させてしまうことが人間の太るメカニズムだそうです。

血糖値が急上昇すると人間は満腹感を感じるようになります。お腹が空いたけどカフェラテ飲んだらそれだけで収まった、という感覚はこの血糖値の急上昇がもたらしたものです。質量的にもカロリー的にも、空腹時にたったカフェラテ一本飲んだら満腹感を得られて、なんだかお得で痩せる気さえしませんか。これが恐ろしいトリックなんだと思います。

拒食症ぎみとか、食べ物に本当に興味がなくて考えるのも嫌という人が、一日にこの甘い紅茶やジュースでお腹を満たしているというところをわりと見ます。他にほとんど何も食べなくてもそれだけで生きてられるところを見ると、一瞬え、人体すご!と思ってしまいますが、冷静になると甘い液体ってヤバいのでは!!となります。

正直そこまで体型管理とか、健康意識からくる過激な信仰とか、アイドルでもねーのにストイックにやる必要はないと思ってますが、甘い液体だけは基本的には人生から排除すべきだと思います。私も1月の始めくらいからやめてますが、肌がめちゃくちゃ綺麗になり2キロ痩せました。たまにフレンチトーストとか甘いものは食べてますが、砂糖の入った液体は全く飲みません。

最初のうちはやめるのとてもつらいと思いますが、自分は本当に甘いカフェラテが飲みたいのか自問自答してみると、単に喉乾いてるだけだなとか、単にお腹空いてるだけだなと思えたら勝ちだと思います。どうしてもコーヒーが飲みたければブラック一択です。

あとはもう、カフェラテのない国に行くしかないです。私は年末スペインに行きましたが日本のようにそこら中で美味しいカフェラテが売ってるわけじゃなかったので強制的に断飲できました。

どんな方法であれ、カフェラテだけでなく甘い飲み物を日常的に飲むのはダイエット的に一番コスパ最悪なので徹底的にやめた方がいいと思いますね。ボジョレーヌーボくらいの頻度で解禁していいものにしていきましょう。

おしまい


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