その感情は、自分で選んでいる。

怒っている人は、怒りたいから怒っている。
悲しんでいる人は、悲しみたいから、悲しんでいる。

そんなことないって思っても、
そうなんだ。
だって、出来事は出来事でしかない。
ニュートラルなもの。
そこに感情をのせるのは、自分しかない。

例えば、
歩いていて、こけたとする。
それに、イライラして怒り出すか、
痛くて泣き出すか、
帰って消毒しようと思うだけかは、
人によって違う。
自分で感情は選べる。

それに気がついてからは、
イライラしている自分に対して、冷静になれるようになったし、
怒っている自分に対して、怒る必要があるかどうか、自問できるようになった。
また、逆に以前なら怒っていたようなことに、怒らなくなっている自分を発見しては、
自分がしっかり感情を選べているという実感が持てるようにもなった。

それを続けていると、
感情の起伏が穏やかになり、
余計なエネルギーを使わないですむようになってきた。
目の前の問題にも、落ち着いて取り組める。

逆に、楽しいことに、嬉しいことがあった時は、思いっきり楽しみ、喜び、
エネルギーを増大させる。
そうしたら、また楽しいこと、嬉しいことを引き寄せるからだ。

そうやって、うまくコントロールできるようになってきた。
今までの私は、ちょっとしたことで、ジャッジして、人を批判し、
怒り、文句を言っていた。
なんてしんどいことをしていたんだろう、と思う。
穏やかに、軽やかに、
人生を生きて行きたい。

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