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夏至が過ぎるともうすぐ「半夏生」?
6月21日は父の日でもあり夏至でもありました。最近、夕方があまりにも長いので時間感覚が狂ってしまいます。
わが家の夫婦の会話
私「今日、夏至だってー。やっぱりいつまでも明るいもんね!」
夫「夏至ってことはもうすぐ、ハンゲショウだねー」
「ハンゲショウ」ってなに?!ということで調べてみました。
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「ハンゲショウ」は漢字で書くと「半夏生」。半分夏が生まれると書きます。
Wikipediaを調べてみると...
雑節の一つで、半夏(烏杓子)が生える頃とか、ハンゲショウという名前の葉っぱが半分だけ白くなる頃。と言うこと。
雑節というのは...
二十四節気や五節句などの他に、季節の移り変わりを掴むために設けられた特別な暦日のこと。
半夏生の他に、節分、彼岸、八十八夜、入梅、土用なども雑節だそうです。
二十四節気にも同じように「半夏生」と書いて「はんげしょうず」というのがあるそうです。違いはよくわかりませんでした。
昔は、夏至から数えて11日目を「半夏生」と言っていたみたいです。
最近では、天文学的な見地から天球上の黄経100度の点を太陽が通過する日とされています。ちょっと難しいので、天球と黄経の関係は今度また調べてみます。
「半夏生」の日常生活の中の位置付けですが、「暮らしの歳時記」には、
農家にとって「この日までに畑仕事を終える」「水稲の田植えを終わらせる」目安となる日なんだそうです。
半夏生を過ぎてしまうと秋の収穫が悪くなると言われています。
無事に田植えが終わると、田の神様に感謝する「さなぶり」という行事を行うところもあります。
関東地方では、タコ足のように大地にしっかり根付くようにタコを食べたり、近畿地方では半夏生餅を作って神様にお供えするなど、各地で畑仕事がひと段落したことをお祝いします。
この日は天から毒気が降るので、「井戸に蓋をする」「この日に採った野菜は食べない」「ハンゲという妖怪が徘徊する(三重県)」など。
この風習は、田植えなどの畑仕事で疲れた体を休めるための昔の人の知恵なんだとか。
2020年の半夏生は7月1日です。
全国の農家の方々に感謝してみてはいかがでしょうか?
それでは、また!
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