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芸術の秋/箱根ラリック美術館
箱根へは、当日朝思い立ってクルマで出かけ2つの美術館を周ってくるという強行日程。
ポーラ美術館を出ても、まだ時間がある。
これは、まだ行ける。
ということで至近に位置するラリック美術館へ向かった。
箱根ポーラ美術館での記事はこちら。
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🔶箱根ラリック美術館
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ルネ・ラリック René Lalique(1860年4月6日 - 1945年5月1日)
ガラス工芸家、金細工師、宝飾デザイナー。
フランス、シャンパーニュ地方マルヌ県アイ村で生まれパリで育った。
前半生はアール・ヌーヴォー様式の金細工師・宝飾デザイナーとして活躍し、その分野で名声を得ていた。
ガラス工場の経営者に転進するのは50歳を過ぎてからである。
ガラス・アート、香水ビン、花瓶、宝飾品、シャンデリア、時計などの工芸アート・デザイナーとして、おもに女性向けの高級アクセサリーをデザインし、宝飾店にもカルティエ作品を提供し当時の高名な女優も顧客であった。
1900年のパリ万博では宝飾作品が大きな注目を集め名声を得た。
本格的にガラス工芸の道へと進んだのは、ファッションの流行がボリュームのあるふくよかな服装からシンプルなラインを強調するスタイルに移ったため、派手な装飾がある宝飾品が売れなくなったからといわれる。
実際に1905年頃を境にしてラリックのジュエリーは人気凋落が著しく、評論家たちは手のひらを返したようにラリック作品に「陳腐」「悪趣味」といった悪評を浴びせかけた。
1908年香水商からの依頼で香水瓶とラベルをデザインした。
優美なデザインの瓶に香水を詰めて販売するというのは、当時においては斬新な試みであった。同年、本格的にガラス工芸品の生産を開始。
その後、宝飾品の展示会を開いた後、ガラス工芸品の製造に専念するようになった。香水瓶、花瓶、置時計、テーブルウェア、アクセサリーなどを手がけ、1920年代頃からはガラスの分野で再び人気作家の地位を取り戻した。
1920年代から1930年代のラリックは、大西洋横断航路の豪華客船やオリエント急行の客車などのインテリア(ダイニングルームなどのガラス天井、装飾パネル)を担当。また、レストラン、ホテル、邸宅などの装飾、ステンドグラス、噴水など、さまざまな分野に活躍の場を広げた。
シボレーやジャガー、ロールス・ロイスなどのカーマスコット(自動車のボンネット先端に付けた装飾)作品も多数ある。
日本との関係では、1932年に旧皇族朝香宮邸(現・東京都庭園美術館)のガラスの扉やシャンデリアなどの製作を受注している。
事業は息子のマルクが継ぎ、近年までラリックの孫娘であるマリー=クロードが経営とアートディレクションをになっていたが、マリーは1994年にラリック社の株を売却し、血縁者による経営は終わりを告げた。
ラリック社は現在、化粧品や香水の容器を製作するポシェ社の傘下。
また、日本法人のラリック株式会社は、2005年7月31日付けで会社を清算している。
ラリックのガラス工芸品には、動物、女性像、花などアール・ヌーヴォー時代に好まれたモチーフが多く見られる。素材としては乳白色で半透明のオパルセント・グラスを好んで用いた。これは、光の当たり方によって色合いが微妙に変化するものである。
残念ながら、撮影一切不可。
寂しいので下記から雰囲気だけ味わってください。
展示作品とは異なりますので、ご了承をば、お願いします。
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出典:Wikipediaより引用
ルネ・ラリック作品👈をクリックし > を押していけば13作品をご覧いただけます。
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ヘッダー画はこちらから
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ミュージアムの入口には、真っ赤なクラシックカーが置かれています。
クラシックカーのシンボル(カーマスコット)がガラスでできており、ラリックはカーマスコットを初めてガラスで作成しました。
この赤いクラシックカーは「フォード T 型(1920年製)」
カーマスコットとは自動車のボンネットに付けられるシンボルで装飾品のことです。
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オリエント急行の営業は午後3時までとは露しらず、外観のみの撮影。
これは悔しい!
キャプションのアンダーバーで車内の様子をお楽しみください。
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薄暗くなりかけて、大分良い時間になって来た。
家路を急ごうではないか!
夕暮れの中、ぼちぼち箱根の山から退散しよう。
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帰ったら、お出掛けしますよー
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町田に到着!
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🔶今宵のディナー
まずはシャンパンで喉をうるおして、と。
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少し薄暗いけど、ここはSTRI町田。
一度、ランチにトライして満席で退散したお店。
リベンジでディナーにやってきた。
ぬぬっ、周りは20代の若者ばかり。
暗いので歳は誤魔化せる。( ´艸`)
........ なわけないよね。
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ブリ、ホタテ、ムール貝、オイスター蒸し蛸
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ディル多すぎ!
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しゃぶしゃぶ肉みたいだ。(>_<)
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残りのディルを添えて
ピンぼけだが、、、
ピントがディルに合っている。
( ´艸`)
why?
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ハイボールをオーダー
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お腹も満たされたし、少しホロ酔いだ。
ここらで腹仕舞いとしよう。
( ´艸`)
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で白人男性が一人ビール
で食事していた。
時を前後してリンリンさんがこちらのお店でランチに来てたんですよ。
うちらはランチぎりぎりタイムアウト。
普段の無計画さが仇になった。
そこで、この日はリベンジでディナーを予約して来た次第です。
ランチはビュッフェ形式でとってもいい感じで賑わってるお店なんですよ。
こちらをご覧いただき、お近くに来た際には是非、お立ち寄りください。
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🔶編集後記
箱根は魅力的な美術館がたくさんあるし、ゆっくり来たいなぁ~と言いつついつも弾丸ツアー。
ゆったり湯舟に浸かって、一杯やってなんて旅をしなくちゃいけないね、と反省しきり。そういえば、箱根で泊まったことないや。
ということで、大人の旅をいつかしたいと思います。
箱根の美術館を2つ巡る小さな旅に最後までお付き合いいただき有難うございました。
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