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映画前夜
2020年7月20日 11:39
さて、バイオレンスコメディ映画企画『命乞いコレクター』の気まぐれ連載もいよいよ最終回となりました!まずは、前回の命乞いシーンで助かったクズ男、冨田のその後のシーンを紹介します。彼が電話ボックスにたどり着くのは、画的に好きだからというのもありますが、ヌエたちに拉致されたとき、携帯を奪われたからです。【山小屋からの生還】◯山の中 両手に札束を持った冨田が走っている。 戸惑いと生の実
2020年7月16日 12:15
前回はクズ男の冨田とその彼女、日向子のシーンを紹介しました。クズ男がヌエと対峙するシーンが今回のメインディッシュなのですが、その前にこの作品でやりたいモンタージュをお見せします。それは:命乞いのモンタージュ。カメラ目線で命乞いをする様々なキャラクター。切り返すと、それを聞いている(あるいは聞いていない)ヌエのリアクション。このモンタージュでは色んなことが一度に達成できます:・ヌエが求め
2020年7月7日 10:47
前回の記事ではこの作品の一癖も二癖もある登場人物を紹介しました。読んでないよ!という方はあらすじの前にぜひチェックして下さい。さて、彼らはどんな物語を繰り広げるのか?【あらすじ】ヌエはもう、随分前から人を殺すことに飽きていた。 来る日も来る日も、どこかの誰かの都合で、どこかの誰かを殺し、普通に暮らしていては使い切れない報酬を得ていた。変わった殺し方を試した時期もあったが、それはあま
2020年7月14日 11:11
前回はヌエとその仲間たちのシーンを紹介しました。この映画の設定から言うと「命乞いを集める側」ですね。さて今回は、命乞いをする側に焦点をあてます。「命乞いが面白かったら助ける」という約束がある以上、映画の中で誰かが助からないと、お客さんの期待を裏切ることになります。現在の構想では、冨田というクズ男が助かることになっています。今日は冨田と、冨田の彼女、日向子とのシーンを紹介しますね。こちら
2020年7月11日 17:54
さて、今日からは脚本の一部を公開していきます!なぜ一部かというと、全部見せたくないからではなく、単純に書けていないから・・・。なので、想像で間を埋めていってください!以下のシーンは、なんとなく映画のオープニングをイメージした内容です。映画の始まり方って二種類の擬音語に例えることができます:① バンっと始まる② ジワーっと始まるこのシーンはジワーっと始まるタイプです。(ノートの仕様上
2020年7月4日 11:53
ログラインやらテーマやら書いといて、映画のジャンルを書き損ねていました。『命乞いコレクター』は実はバイオレンス・コメディです。バイオレンスって部分は「命乞いを集める」という設定から察してもらえたでしょうが、そうなんです、コメディにしたいんです。僕の世代で言うと『パルプ・フィクション』とか、近年の作品で言うと『スリー・ビルボード』とか、そんなイメージです。あぁ!自分の作品の人物紹介の前に名作
2020年7月1日 19:03
前回のログラインに続きぶっちゃけましょう。テーマ、苦手です!そもそも言葉にできない感情の変化や人物の関わりを描きたくて映画や舞台という恐ろしく面倒臭い物を作っているのに、伝えたいことをまとめろと?大事なのは分かります。テーマはこれです!と言い切れた方が資金繰りもいくらかスムーズだろうし、スタッフ&キャストの気持ちを一つにしやすいし、宣伝も分かりやすく作れるでしょう。シンプルは強い。ただ
2020年6月25日 11:32
初めまして、脚本家・映画監督・舞台演出家の渋谷悠です。長年温めてきた長編映画『命乞いコレクター』(仮)の企画内容や脚本の一部をここ映画前夜で連載します。ぶっちゃけ「これ面白い!」と思ってくれるプロデューサーと出会いたいです。連絡待ってます!映画前夜とは:眠ってしまった脚本、映画化されるアテが今のところない脚本を公開します。誰かの目にとまり、映画になる、前夜の脚本たちを公開します。賛同し、参加し