パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト(2006)のトリビア
監督ゴア・ヴァービンスキー
出演ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ
ブイヤベース野郎
本作でビル・ターナーを演じたステラン・スカルスガルドは劇中でフジツボや甲殻類に覆われた身体を表現するため、毎日4時間かけて特殊メイクを着用。撮影の休憩中も衣装は常にびしょ濡れで、特殊メイクのおかげで横になることも出来ずじっと座っていることしかできなかったそうですが、主演オーランド・ブルームによると、彼は撮影現場でその魚介類だらけの見た目から「ブイヤベース(魚介類スープ)」というあだ名で呼ばれていたとか。
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キングコング対ゴジラ
本作のアニメーション・スーパーバイザーを務めたハル・T・ヒッケルによると、製作当初、彼は劇中に登場する怪物クラーケンが触手で船を攻撃するアニメーションのための参考資料を見つけるのに苦労したとか。そこで彼はミニチュアセットの上に本物のタコを放して破壊する姿を撮影した映画「キングコング対ゴジラ」(1962)のDVDを買い、このタコの触手の動きをアニメーターたちに見せてアニメーションの参考として使用したとか。
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完全に変質者
本作に登場するフライング・ダッチマン号の船長デイヴィ・ジョーンズ。彼を演じたビル・ナイは撮影現場でモーションキャプチャースーツを着て演技行ったそうですが、彼の表情のみ実際の映像として本編に使用するため、目や口の周りだけメイクを施していたらしく、共演者は彼の全身タイツ姿+目と口の周りだけ不思議なメイクを施した姿に爆笑してしまい、まったく演技に身が入らなかったとか。
ちなみにCGで作られた彼の顔の模様は、コーヒーを飲み終えた後の発泡スチロール製コーヒーカップに残った汚れの模様をスキャンしたものがもとになってるとか。
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DVD特典映像
ギャラでモメて降板
前作に引き続き本作にも登場するサルのジャック。脚本を担当したテリー・ロッシオによると、実は前作の撮影でサルのジャックを演じていた「タラ」というサルは前作公開後に人気者となり、飼い主は本作出演交渉時に多額のギャラを要求。スタジオ側がこれを拒否したため、本作でジャックを演じているのは全く別のサル2匹なんだとか。
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