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TOUT S'EST BIEN PASSÉ / すべてがうまくいきますように(2023年2月3日劇場公開)

ソフィー・マルソーばかりを観ている113分。

エマニュエル(ソフィー・マルソー)の母親クロード役がシャーロット・ランプリング(相変わらずのサッドフェイス)。ただ出番は最初の方だけ、父親アンドレを演じたアンドレ・デュソリエが重病人なのに笑わせてくれます。

妹パスカル(ジェラルディン・ペラス)と父親から持ちかけられた人生の重要な決断についてエマニュエルが東奔西走する映画。重たいテーマとは裏腹に軽やかなタッチが映画に魅力を与えています。

最後にお気に入りの行きつけのレストランで好きなもの食べる場面が、素敵でした。人生に行きつけのレストランの料理は必要だなと思いました。

フランス映画には人生を教わります。自由に自分に正直に生きているキャラクターがいつもそこにいるから。フランソワ・オゾン監督の人生に対するある種の達観も感じます。

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eigadays
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