嘘?リアリィ?信じられない。
「緑内障」の疑いがある。そんな宣告をされた翌日、精密検査に行った。
とぼとぼ歩く。待ち時間30分。蒸し暑い。
本検査を行う。「右目に緑内障の疑いがあるから、この目薬をさして3週間後においで」
「調子悪い左目はなんなんですか?」軽くスルー。
「これで3週間もちますか?」雀の涙くらいしか入らん「魚の醤油さし」くらいの目薬を渡される。
「そう?じゃあ、もう一本いっとく?」ノリが軽い。
その後、医者と優しい彼女がヒソヒソ話。「この後、時間ありますか?DVDをお見せします」
「こちらの本を差し上げますね」DVDの前に座った私へ、笑顔でプレゼント。
「緑内障と診断されたあなたへ」。「毎日、目薬を差さないと、20年後、失明します」おどろおどろしい内容のDVD。
「一日一滴」。もう「一日一善」の余裕はない。