ダイエットに果物っていいの?
ダイエット中は朝は果物がいい!
など良く耳にしますよね。
実際、栄養学的にどうなのか?ダイエットに本当いいのか?
これを解説して行きます。
1 朝に果物はいいのか
結論から言ってしまうと良くないです。
朝果物だけで済ましている方がいるかもしれませんが
栄養学的にも、健康的でもありませんし、痩せにくくなります。
2 ではなぜダメなのか
果物の糖質の種類に答えがあります。
ご飯、パン、麺などの糖質はでんぷん質がメインの糖質で、ゆっくり消化吸収し、糖質のほとんどがエネルギー源と利用されるだけでなく、肝臓や筋肉に貯めとく事ができます。
そしてインスリンを分泌し他の栄養素も体内の細胞に取り込めるようにします。
しかし果物の糖質の果糖は、代謝のされ方が違い、インスリンを分泌する事なくエネルギー源になります。
インスリンを分泌されない=他の栄養素を細胞に取り込めなくなってしまいます。果糖は筋肉にエネルギーを貯蔵することも出来ないですし、デンプンの約3倍、脂肪細胞に吸収されやすい性質を持ちます。
そして朝に果物だけを摂取してしまうと、エネルギーがすぐ無くなり、インスリンを反応もない為、体が『今日は省エネにしよう』というスイッチを押してしまい、1日中エネルギーを使わないようにしようとしてしまいます。
従って、代謝が悪くなり、その後の食事も脂肪に蓄えてしまうというダイエットにとって最悪な状況を招いてしまいます。
3 朝食は炭水化物をしっかり摂ろう!
朝食の炭水化物は、デンプン質の物から摂取するのがベストです。
デンプン質の物、米、パン、麺などをメインに食事をする事によって、インスリンを分泌させ、消費モードにする必要があります。そうする事によって一日中の代謝を正常に保たれます。ダイエットしてるのであれば、逆に夜は代謝が落ちている状態になるので、夜の炭水化物を減らすようにしましょう!
4 果物にビタミンも入ってるじゃないか!!
果物にはビタミンが入ってるからいい!
っていう方がいますが、間違ってはないです。確かにビタミン入ってますよね。ですが、ダイエット中にわざわざ、糖質量が多い果物を摂って、余分な脂肪をつけるリスクがある果物から、ビタミンを摂る必要があるのでしょうか?
ビタミンなら野菜に多く含まれています。
野菜なら、低カロリーでビタミンを多く摂取する事が可能です。そして食物繊維なども同時に摂取できるので一石三鳥です。
果物はあくまでも嗜好品として考えるのがベストだと、筆者は思います。
私も果物が好きですが、食べる意味があまりないので、特にダイエット中や減量中には食べないようにしてます。
まとめ
果糖は嗜好品として考えるのがベスト。
朝食は、しっかりデンプン質の炭水化物を食べる。
ビタミンは野菜からしっかり摂る。
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