「普通がいいという病」
これは泉谷閑示さん著作の、僕の人生を変えてくれたに等しい本の紹介です。
この本から衝撃を受けた内容をピックアップして内容を伝えられたらと思う。
孤独
人は1人で生まれ1人で死んでいく
孤独と孤立は違う。
孤独じゃない人はいない。
「僕達は1人じゃない。」
他人にしがみつき、深淵をのぞき込まないように気を紛らわしている。
それを「孤独の否認者」という。
賑やかな孤独
1人の充実から全ては始まる。
「1人でいる時淋しいやつが、2人寄ったらなお淋しい。」
まさしく依存関係。
人は自分1人分しか背負うことができない。
たまたま同じ方向に並んで歩いているだけ。
賑やかになるには「愛」が必要。
未成熟な愛は、相手が自分の思い通りになることを強要する。
成熟した愛は、相手が相手らしく幸せになることを喜ぶ。
ありがた迷惑のボランティア。
被災者を助ける名目で欲望の対象にしている。
生きがいとは、他人を巻き込まず1人で得るもの。
自分自身を満たす。
太陽は、見返りも求めず、自身が持つエネルギーを放散することで、様々な恩恵を与えている。
現実逃避
言葉の手垢だらけ
様々な人がこの言葉を使う中で、様々な意味が内包されている。
現実とは
人は最後にはカルシウムと燐の固まりになる。
お金は、社会が作り出したママごと子供銀行と変わらない。
社会的役割、社長や偉いという概念も限られた社会で通用するファンタジー。
結局は、多数派の人が信奉しているに過ぎない。
普通になりたい
「普通に怯え、憧れ、そして演じる」
標準的な、社会適応している。
という意味を内包している。
自己と他者は別の存在
依存とは、境界なしに自他が繋がっている感覚を求めるということ。
全てを理解してくれる人間など存在しない。
それは、自分自身で自分を愛することができないが故に他人から求めているだけ。
といって具合に、かなり強めのメッセージで、様々な視点で意見が書かれてある。
ここに書いてる以上に沢山のことが書かれてあり、僕はこの本に救われた。
もし興味があれば、読んでいただけると、僕も嬉しい。