屋根裏の工事現場
日本に帰ったら、家の前の景色がすっかり変わっていました。これからどんどん家が建つそうです。ぼくの屋根裏からは、以前の桃畑と竹林の代わりに工事現場が見えます。朝早くからトラックやコンクリートミキサー車が次々とやってきて、おじさんたちが働いています。そこで、ぼくも工事現場を作ることにしました。
ぼくはずっとこのままとっておきたかったのですが、ホコリが積もるとアレルギーがひどくなるから、結局ぜんぶこわすことになりました。だからこれが最後の記念写真です。
ぼくの人生はつづきますが、とりあえず日記はこれでおしまいです。
読んでくださった皆さん、どうもありがとうございました。
帰国後、風邪で絶不調の私とは裏腹に、騒音と土埃の中でもゴンは楽しみを見出していった。自分の世界を持っているって強い。それでも日本で個性を伸ばすことのなんと難しいことか。今に至るも、せめて潰れないでほしいと祈るばかり。こんな親バカに最後までお付き合いくださいました皆様に、心より御礼申し上げます。（母）
【追記】
後日、このようなお知らせをいただきました。
スキしてくださり、どうもありがとうございました💗
