「内子晴れTO GOタンブラー」で、内子をあそぶ
愛媛県内子町の町並み保存地区の入り口に佇む、古民家ゲストハウス内子晴れ。昨年の11月3日に2周年を迎えました。おめでとうございます!
お客様や地域の方々への感謝を込めた2周年祭として、記念企画やイベントが開催されていたのですが(1/18〜2/11)、その中でも気になったのが、「内子晴れ×KINTO TO GOタンブラー」の販売。単なる記念グッズではなく、そこにはまちへの想いが込められていました。
まちをあそぶ仕掛け
KINTOのTO GOタンブラーは、ステンレス製の真空二重構造で保温性抜群。蓋に飲み口が付いていて、開け閉めしなくても、そのまま飲めるという優れもの。ドライブやアウトドア、デスクでも重宝するアイテムです。傷が付きにくいように表面にパウダーコーティングがされているのですが、このマットな感触が手に馴染み、珈琲を片手にまち歩きするにはうってつけ。
このタンブラーにロゴを入れた、内子晴れバージョンが2色展開で登場。さらに、限定24個の2周年記念タンブラーも。記念タンブラーには、ロゴが赤で入っていて、ロゴの裏には「2」が描かれています。この「2」のデザインのモチーフは、和紙の原料となる楮(こうぞ)。内子晴れは、古民家をリノベーションする時に、内子にまつわる素材を建築に取り入れているのですが、大州和紙もその一つで、和紙の原料となる楮も天井の装飾に使われています。
言われないと分からない、でも分かる人に話したくなる、そんなこだわりとデザインに惹かれて、2周年記念の方を予約してしまいました。
内子晴れタンブラーを片手に、ねき歩き(まちなみ歩き)を楽しんだり、タンブラーをきっかけに、旅人や地元の人との会話が弾んだり、そんな光景を思い浮かべているのだそうです。
タンブラーであそぶ第一弾は、珈琲ワークショップ
このタンブラーをきっかけに、内子をあそぶ、知ってもらう企画を企んでいるそうですが、その第一弾となるイベント『COFFEE WORKSHOP & WALK -美味しい珈琲と内子町並みさんぽ-』が、2月8日に開催されました。
その参加レポートをお届けしたいと思います。
道具に触れて語り、珈琲と向き合う時間
ワークショップが始まる前に、まずは、予約していた2周年記念タンブラーと対面。テンションが上がります。
講師は、内子晴れスタッフであり、ぽたり珈琲の屋号でも活動する黒岩健介さん。大学時代に珈琲の魅力にはまり、それから道具の世界にも興味が深まっていったのだそうです。そんな黒岩さんが焙煎した豆で、焙煎の度合いが違う4種を飲み比べ。
私は、「苦味の世界にこんにちは」という感じの「中深」が好みかなと思いました。お猪口で飲み比べるというのも面白い!
そして何といっても、道具談義が面白い! ミルやポット、ドリッパーなど、眺めているだけでもうっとりなのですが、お手入れも含めて使った実感や、ポットの注ぎ口をカスタマイズするほどこだわるとか、聞いていて飽きません。そして、長年使って深みを増した、育てる道具が、また魅力的なのです。
その道具を使わせていただいて自分で淹れられるというのは、なかなかない貴重な体験でした。姿はカッコイイけれど自分が扱うには重いなあとか、一人分なら、小型のミルもいいなあとか、使わないと分からないこと、たくさんあります。
おやつは、ひなのやさんのパン豆(ポン菓子)と、MARUCOさんのチョコレートでした。深煎りの珈琲にぴったり。
和気藹々と楽しい時間だったのですが、その中でも心に残った言葉が
「分量と温度は、自分好みを探すこと」
淹れ方の自分軸を持っていれば、豆の違い、焙煎の違いがより分かるようになる。違いが分かれば、もっともっと珈琲の世界が楽しくなる。そんな自分軸を探すヒントを教えてくれるワークショップでした。
いつか黒岩さんの軸、目利きで選んだものに囲まれる空間で、珈琲をいただいてみたいなあと思います。
タンブラー片手に、ねき歩き
満足感たっぷりのワークショップだったのですが、道具談議が盛り上がりすぎて、まちなみ散歩の時間がないという(笑)
もう、夕暮れでしたが、せっかくなので、タンブラー片手に、一人ねき歩きをしてみました。
内子のまちなみが見下ろせる天神社も登ってみました。行くまでの路地に趣があり、登った時の開放感は気持ち良かったです。
内子のまちなみは、職人の手仕事が残る魅力的な風景なので、タンブラーとフォト旅という遊びもできそうです。
でも、一人だと限界で、タンブラーのサイズ感が謎のコラージュ写真のように。みんなで持って歩いて写真を撮ると楽しいと思います!
ということで、またのタンブラー企画を密かに楽しみにしているのですが、皆さんもいかがでしょうか。
内子晴れは、ゲストハウスなので宿泊はもちろんですが、カフェやバーメニューも充実。ねき歩きの休憩にオススメです。私も、これからもタンブラー片手に珈琲をオーダーしたいと思います。
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えひめの暮らし編集室
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