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発酵日記
2023年5月25日 05:07
大学3回生の冬休み。寒さの厳しいアレクサンドリアを脱して、「恋するダハブ」という異名があるリゾート地に逃避行した。そこでの出会いと束の間の日常を描く。 #1はこちら 私たちは宿に戻った。ムハンマドさんは屋上で本を読むらしい。私は街を歩くことにした。ダハブという街は狭い。レストランと宿しかないと言っても過言ではない。街の全長は四キロ程度なので、2時間もあれば徒歩でも大抵の場所は見て回ることができる