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まだフロッピー使ってるの?~働き方改革の壁~

ワーケーションソリューションのEGUYANです。

山口県阿武町で起きた誤振込事件。
振り込まれた住民のやったことは、報道を見ればおわかりだと思いますが、びっくりしたのが、今時フロッピーディスク(FD)を使っているということ。

国や自治体が率先してデジタル化していかなければならないのに、何これ?って感じです。
FDって、スマホで撮った写真1枚も保存できないくらいの容量しか保存できない。
おそらく必要なデータは、txtかcsvのような軽いデータなんだろうから、データのやりとりは成り立っていたんでしょう。
自治体は、新しいことを取り入れるなど、何かしようとすると、予算だの議会で承認がいるだの理由つけてやりたがらない。変わることを嫌がる。首長や管理職クラスが多い年配層が新しいものを導入したがらない。
(また議員も、新しいものを嫌う高齢者が多い)
ここが、自治体がいつまで経ってもDX化(それどころか、脱FD)しない、できない大きな壁なのです。

だいたい、20代の若手の職員は、役所で働くまでFDを見たことも触ったこともないような世代です。
むしろ、プライベートだけど扱ったことがあるのはネット送金でしょ。
そんな彼ら彼女らにFDを使って送金事務をしろと言う方が無理な話です。

FDをいつまでも使っているような組織では、そりゃ職員の働き方改革は進みませんし、こんな旧態依然の組織では働けぬと、せっかく入った若手職員の離職にもつながります。

そして今回の事件、指導役の職員と新人の組み合わせで起きたミスだそう。
2人とも気づかなかったのも問題だけど、責任あるはずの部課長は何やってたんですかね。
それに、銀行もおかしいって気づかなかったのかなぁ。

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