ひたちなか海浜鉄道阿字ヶ浦駅【後編】
踏切のほうへ歩いてみる。
駅前広場に小柄な水色のバスが姿を見せた。
「スマイルあおぞらバス」と名づけられた、ひたちなか市内を運行しているコミュニティバスのようだ。
バスの発車を見送っていたら、勝田駅方面からの列車が同じタイミングで入線してきた。
先頭のヤツ、かなりクラシック。
普段はたぶん、後ろの1両のみで行ったりきたりなんだろうけど、今日は団体さん(どうやら少人数の鉄道ファンによるチャーターだったみたい)のおかげで、貴重な古い車両に出会うことができた。
なかなかの古豪っぷり。
この車両は旧国鉄のキハ20形ですね。
ひたちなか海浜鉄道での形式番号は「キハ205」。
ちなみに、先に引退してご神体となった「キハ222」は、キハ20形の北海道向けバリエーション・キハ22形であります(だんだんマニアックな話題になってきた…)。
少しでも長く走り続けることを願っています。
それでは勝田駅に向けて、出発進行!
グォー、ゴゴゴゴ(←エンジンの音)