独創的な人ってどんな人?「Originals 誰もが「人と違うこと」ができる時代
みなさん、どうも。読書感想文の時間です。
今回読んだのは、「Originals 誰もが「人と違うこと」ができる時代」という本を読んでみました。
え?前に投稿したやつには書いていなかった?
誰もあれ以外は読みませんとは言っておりませんので悪しからず、、、
さてこの本はアダム・グラント氏が書いたアメリカの本を楠木健氏が翻訳したものとなっています。
アダム・グラント氏はアメリカの心理学者で、その他の著書では、「Think Again 発想を変える。思い込みを手放す」や「Give&Take 「与える人」こそ成功する時代」があります。どれも自己啓発本ですが、著者の経験則に基づいて「こうしろ!」と説くのではなく、科学的エビデンスに基づいているので、他の自己啓発本とは異なるのかなと思います。
さてこの本の内容ですが、ざっくりした内容は以下の通りです。(ざっくりしてるので間違っているかもしれませんが、悪しからず、、、)
データで示す、創造的破壊を起こす人のはこんな人!
飛躍する組織とは?オワコンになる組織とは?
周りを巻き込むにはどうすればいい?どのような人を仲間にすればいい?
ここで創造的破壊って何ぞやという人に、ざっくりいうと既存の産業を根っこから壊してしまうほどのイノベーションのことをいいます。
今や持っていて当たり前(?)となっているスマートフォンなんかは最たる例です。10年以上前にアップルがiPhoneを発表する前、携帯電話は二つ折り携帯など(今でいうところのガラケー)が当たり前でした。
しかしアップルがiPhoneを発表し、そのiPhoneが爆発的に売れてからはソニーのXperiaやシャープのAQUOS、サムスンのgalaxyなど次々とスマートフォンが開発、発売され、瞬く間に既存の二つ折り携帯などは市場を縮小してしまい、今ではガラケーなんて揶揄されるようになってしまいました。(余談ですがiPhoneが発表されたとき私は小学6年生くらいでした)
このような創造的破壊を引き起こす人はどのような特徴があるのかを実際にデータをとり、その特徴を示しています。
1つ例を挙げると、データ上では子供のころに神童と言われた人は創造的破壊を引き起こすイノベーターになる確率が低いそうです。
理由は、神童と言われた子供は、既存の枠組みの中で天才や神童と称えられるため、その中でもっと周りから認められようと研鑽をするあまり、既存のやり方や枠組みを根本から壊してやろうとは思わなくなってしまうからです。
その他にも創造的破壊を引き起こすイノベーターに関するいくつか特徴があり、伸びる組織の特徴なども書かれているので1度読んでみていただければと思います。
かつてスマートフォンが既存の携帯電話産業を破壊したように新たな創造的破壊を引き起こすイノベーションが出てくるのか、新しい物好きの私としては楽しみです。
(メタバースはよく言われていますが、メタバースが私たちの生活を一変させるのでしょうかね、、、?)
これで読書感想文を終わります。