3月11日で東日本大震災から13年(第一回)ー合唱曲「群青」ー
今年2024年3月11日で、東日本大震災から13年を迎えます。今回は、合唱曲「群青」をご紹介します。
合唱曲として知られている「群青」は、2013年、南相馬市立小高中学校平成24年度卒業生と同校の音楽教諭であった小田美樹先生、そして作曲・編曲家の信長貴富さんによって作られました。あの日、彼らは中学1年生で、3年生の卒業式でした。津波によって甚大な被害を受け、福島第一原発事故によって避難を余儀なくされ、1年生のうちのほとんどが全国へ散り散りとなりました。
鹿島区へ移転した小高中学校。
2年生へ進級したわずか数名の生徒は、不安や心の痛みによって歌うことが難しくなりました。彼らの同級生へ綴った日記や他愛もない会話を、小田先生は少しづつ書き留めるようになり、「群青」の歌詞が出来ました。
そして彼らの卒業式では、「群青―平成24年度 小高中学校卒業生に捧ぐ」を合唱しました。「Harmony for JAPAN 2013」による披露ののち、編曲されて今の「群青」が生まれました。
都合上、歌詞を掲載することはできません。
あの日から13年が経過しようとしています。あの災害を忘れずに、悲劇を繰り返さないために行動出来ることを考え続けなければなりません。
参考資料
Wikipedia , 群青 (合唱曲) https://ja.m.wikipedia.org/wiki/群青_(合唱曲) 2023-11-6編集(2024-03-03閲覧)
※文章は参考資料を元に団体で制作しました。
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