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ナメコ 味噌汁の赤出汁にとても合うキノコ

滑子 (ナメコ)


ハラタケ目、モエギタケ科、スギタケ属、ナメコ種


日本の食卓に出てくるスタンダードな食用キノコ


私は小学校1〜3年迄、愛知県は岡崎市八丁町に
住んでいて、当時の家の裏側に赤味噌の製造工場
があった。そう地名のままの八丁味噌である。


風向きによって赤味噌の良い香りが流れてきては
『ああ、腹が減ったな』となったものである。


この赤出しの味噌汁の具材には、アサリも合うし
白魚の切り身も合ったのだが、何と言ってもこの
ナメコがとても相性が良いもので、子供ながらも
大人の味みたいなこれを楽しんだものである。


ナメコの名称は、ナメタケ、ヌメリタケなどあり
それら全てがこのキノコ全体を覆っていた透明な
ゼラチン質によるものであり、この食感がとても
美味しさを引き立ててくれるもの。


この粘性物質は、ムチレーゼと呼ばれているもの
で、このナメコの自生環境の湿度が高い状況下で
この物質がおびただしくナメコ周辺を包み込むと
いう現象を引き起こしてくれるものである。


乾燥状態が続くとこのヌメリ物質も減少するため
店頭での商品価値にも結びつく為、ゼラチン質の
多い幼菌で、かつ湿度管理されたものが食卓へと
運ばれることになる。


写真のものは京都府立植物園の中に自生していた
ものであり、冬の乾燥している状況下でもあって
ヌメリ成分そのものが既に、ほぼない状況だった。


それでもこのナメコが群生する姿は見ていたらば
ナメコが無性に食べたくなったのであった。




和名 滑子 (ナメコ)
   滑茸 (ナメタケ)
   滑茸 (ヌメリタケ)
洋名 ナメコ (NAMEKO)
   バタースカッチ マッシュルーム
   (BUTTERSCOTCH MUSHROOM)
学名 フォリオタ ミクロスポラ)
   (PHOLIOTA MICROSPORA)
分類 ハラタケ目、モエギタケ科、スギタケ属、
   ナメコ種
種類 キノコ類
   食用キノコ
傘径 3〜10cm
柄長 5〜8cm
時期 食用としての旬は 9〜11月

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