「あの曲なんだっけ?」から始まる宝探し
急遽実家に帰ることになった。
この記事はその車中で書いている。
遊びに来た家族が持ってきてくれた荷物の
代わりに、今度は自分が車に乗ることになった。
車の時間が半日もある。
そのほとんどを父がしてくれる代わりに
車内BGM担当になった。
親の世代と自分と弟の世代を考慮しなければいけないから、おまかせプレイリストは使わなかった。都度都度検索して、かけているからまぁまぁ忙しい。
ただ、少し疲れると適当なプレイリストをシャッフルにしてしまっている。
そうすると、ふとどこかで聴いたことのあるメロディが流れてくる。
誰が歌ってるだろう?
どこで聴いたんだろう?
どんなシチュエーションだったんだろう?
いつ聴いたんだろう?
さっさと見てしまって思い出したらいいのに、記憶の中から掘り起こすようにその曲を探している。
その掘り起こす作業にどうしてか、ウキウキを感じている。
そして、思い出したり、ギブアップしてディスプレイを見て、その曲を思い出したらお気に入りマークをつけて保存する。
忘れないように。
いつでも取り出して聴けるように。
まるで、宝探しのようだった。
さらに、取り出せた宝物を聴きながら流れる車窓の光景を眺める。
この光景を宝物にクリップ止めにして保存する。さらに、宝物は彩り、輝きを放つ。
こんな旅の楽しみ方もいいな。
今度一人旅の時に新しいプレイリストでも作ろうかな。
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