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人に迷惑をかけない生き方を目指すって、どうなの?!

私は、夫の家族と同居して25年。結婚して、子どもが生まれたら、4世代同居。という、傍から見れば、とても素敵な大家族でした。

実家は核家族だったため、なかなか慣れない色んな年代の人がいる同居生活を夫に励まされながら、必死に毎日を過ごしていました。

義祖母を99歳(数えで100歳)で、自宅で看取るまでは、義母が家の中を取り仕切り、テキパキよく動く、尊敬する(大家族の中での役割として)人でした。

義祖母を看取れば、義母がやっていた役は、私がやるんだろうな・・・
と思っていたけれど・・・

食事は別々。キッチンはひとつ。

義母は、夫が物心をついた時から、台所を支配していたそうです。おばあちゃんは、食事以外はお部屋にいるものだと思っていました。

だから、家を建て直す時には、台所は当然1つ。私が使うものだと計画して作りました。

ところが、「嫁の手を煩わせたくない」と、別々に作ることに。

朝食。時間差をねらうも

義父母は、6時前に置き、6:25にテレビ体操。7:00朝食。

時間をずらして、8:00に朝食の準備をしようとすると、
義母の朝食の片づけが始まります。

洗顔、化粧をして時間を見計らって、朝食準備。
食べている時に、同じテーブルで新聞を読んだり、テレビを見たり・・・

義父母に監視されながらの食事に、居心地が悪くなり、母屋の離れにある夫の事務所に食事を運んで朝食。

午前中に用事がある時には、朝食を抜いて行動開始です。

昼食。配達弁当サービス

昼食は、12時前後に食べないと、来客や電話があるので、思い切って弁当サービスを利用することに。日替わり弁当サービスなので、休日は、義父母がお昼ご飯を食べている時に確実にキッチンが空いているので、その時間作るように心がけます。

夕食。20時からキッチンが占有

朝起きてから、義父母とも基本リビングで1日を過ごしています。
天気のいい日は、庭いじりをやっていますが、疲れてしまうので、長時間リビングが空いていることは少ない。更に、コロナなので、お年寄りが集まる会なんかも中止になっているし。私たちが占有できる時間は少ない。

夕飯はいつも21時近くに。テレビを見て少しくつろいで22時ごろ入浴。23時から、次の日のおかずの下ごしらえ、ケーキを焼きたい気分の時には、ここで作るしかないので、焼き上がりが0時を回ってしまう事も。

義父母の寝室は、台所のすぐ隣。「うるさい」と苦情が出たら、昼間に使えるように「2時間位リビングを空けてください」と交渉しようと待ち構えているけど、うるさくないみたい。苦情はナシです。

息子夫婦に迷惑をかけたくない

義母が嫁時代、夫が物心ついたころから、食事作りは一手に引き受けていた。食事時間以外、義祖父母は、お部屋にいた。
義祖母がリビングにふらっと顔を出そうものなら「ごはんまでお部屋で待っててね」と、自室へ体よく誘導していました。

それなのに、自分はリビングを占有するのですね( ;∀;)

その為の「食事別々宣言」だったんだな・・・

知らないふり・・・が見事?!

休日。12時にはお昼ご飯を食べているだろうと思って、リビングに入ると、調理の真っ只中。キッチンが空く時間を聞くと「あと2分」
どう見ても、2分で終わりそうな様子がない。

10分後。様子を覗きに行くと、まだキッチンが空かない。

20分後。ようやく食べ始めていた。

空いたキッチンで、私が料理を始めるも、
「お待たせしちゃったね」「悪かったね」等の声かけは一切なし。
ひたすら、私の方を見ないようにし、義父母でフィギュアスケートのTV番組を見ながら、それについて話が盛り上がっているように取り繕っていた。

あぁ・・・私に迷惑はかけていないことをアピールする為なんだね・・・

存在を消す?!

そういえば、長男が4歳の時、自分が目をつむって周りが見えなくなったら、周りの人も自分のことが見えなくなっていると思い込んでいることがあったな・・・


なかったことに5歳児

これを思い出して、何とか私の心を穏やかにしようと心掛けた。

なかったことに喜寿

歳をとる・・・って、だんだん子どもに戻っていく。って、
どこかで聞いたことあるな・・・

「おたがいさま」「おかげさま」

人は、一人では生きていけない。どこかで、お互いに助け合ったり、役に立ったりしているものであることを、私は意識していたい。


迷惑かけたら「ごめんなさい」
できない事は「よろしくおねがいします」


「ありがとう」と役に立てたなら、「おたがいさまですよ。」

と、声を掛け合っていければいいのにな・・・


↓ ちなみに、「4歳児のエピソード漫画」はこちら

(1849文字)


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