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ゴードン博士の『親業』で出会う博士の言葉

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ゴードン博士の『親業』の本から私が1人の親として、またこのメソッドを伝えるインストラクターとして気づきや感動をもらった文章をシリーズで投稿しているnoteをマガジンにまとめました。
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2022年2月の記事一覧

7 「受容を伝える方法」ゴードン博士の「親業」で出会う博士の言葉 

7 「受容を伝える方法」ゴードン博士の「親業」で出会う博士の言葉 

ゴードン博士のご著書「親業 子どもの考える力をのばす親子関係のつくり方」(大和書房)から、私が1人の親として、また「親業」のトレーニングのインストラクターとして、気づきや感動した文章をシリーズでご紹介してます。

受容のもたらす効果の中で一番大切なのは、自分は愛されていると子供が思うその内的な感情である。他人をありのままの姿で受容することこそ真の愛の行為であり、受容されていると感じることは愛されて

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6 「本物の受容」ゴードン博士の「親業」で出会う博士の言葉 

6 「本物の受容」ゴードン博士の「親業」で出会う博士の言葉 

ゴードン博士のご著書「親業 子どもの考える力をのばす親子関係のつくり方」(大和書房)から、私が1人の親として、また「親業」のトレーニングのインストラクターとして、気づきや感動した文章をシリーズでご紹介してます。

親に話しても助けてもらえないし、かえって危ないことのほうが多いのを子供は経験から学ぶ。その結果、無数の親が、子供が人生で出会う問題の解決に、手を貸してやる機会を失ってしまっている。(第3

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5 「偽りの受容」ゴードン博士の「親業」で出会う博士の言葉 

5 「偽りの受容」ゴードン博士の「親業」で出会う博士の言葉 

ゴードン博士のご著書「親業 子どもの考える力をのばす親子関係のつくり方」(大和書房)から、私が1人の親として、また「親業」のトレーニングのインストラクターとして、気づきや感動した文章をシリーズでご紹介してます。

親のために書かれた多くの本のなかでいわれる「親は子供の一人一人に対し、同じ受容感情をもたなくてはならない」という考え方は、単に間違っているだけではなく、同じ自分の子供でも、一人一人に対し

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4 「親は役割?」ゴードン博士の「親業」で出会う博士の言葉 

4 「親は役割?」ゴードン博士の「親業」で出会う博士の言葉 

ゴードン博士のご著書「親業 子どもの考える力をのばす親子関係のつくり方」(大和書房)から、私が1人の親として、また「親業」のトレーニングのインストラクターとして、気づきや感動した文章をシリーズでご紹介してます。

人が親になると、おかしな、そして不幸なことが起こる。ひとつの役割を果たそう、役割を演じようとしはじめ、自分が人間であることを忘れてしまうのだ。ー中略ー 親はこのように行動すべきだという自

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3 ゴードン博士の「親業」で出会う博士の言葉 「家庭内での対立」

3 ゴードン博士の「親業」で出会う博士の言葉 「家庭内での対立」

ゴードン博士のご著書「親業 子どもの考える力をのばす親子関係のつくり方」(大和書房)から、私が1人の親として、またトレーニングのインストラクターとして、気づきや感動した文章をシリーズでご紹介してます。

ゴードン博士の哲学は「勝負なし法」という民主的な話し合いで対立を解決することなのだと私は理解しています。「親業」は、その話し合いのためにコミュニケーションのスキルを身につけるトレーニングプログラム

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