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4 「親は役割?」ゴードン博士の「親業」で出会う博士の言葉
ゴードン博士のご著書「親業 子どもの考える力をのばす親子関係のつくり方」(大和書房)から、私が1人の親として、また「親業」のトレーニングのインストラクターとして、気づきや感動した文章をシリーズでご紹介してます。
人が親になると、おかしな、そして不幸なことが起こる。ひとつの役割を果たそう、役割を演じようとしはじめ、自分が人間であることを忘れてしまうのだ。ー中略ー 親はこのように行動すべきだという自分の考えをもとに、ある特定の行動をするように一生懸命努力する。(第2章 P18)
つねに一貫した感じ方をしなければならない。子供にはいつも思いやりを示さねばならない、無条件に子供を受け入れ、寛大でなければならない、自分の欲求は傍に置いて、子供のためにひとまず抑えねばならない、いつも公平でなければならない、そしてなににもまして、自分の親がした過ちは繰り返してはいけないと考える。(第2章 P18)
継母として親業をスタートした私は、まさに理想の親にならなければならないと気負ってしまい、本来の自分を無くしてしまっていたと思います。
親も一人の人間ですから、自分の欲求があり、全てを我慢して子どもを優先するこは現実的てはないと今では思えますが、親になりたての頃にはそうは思えませんでした。
自分の欲求も満たしながら、相手も尊重していくゴードン博士のコミュニケーションのスキルを身につけることで3番目の息子の子育てはとても楽になりました。
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