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書評 楽しくなければ仕事じゃない 干場 弓子

働くことに悩んでいる人々に向けて書かれてます。


悩む前にまずは動いてみよう。
そんなメッセージを受け取りました。

著者についての情報は、写真でしか拝見したことありませんが、厳しくもあり親身に接してくれる良き上司という勝手な印象を抱きました。

個人的に一番グサっと来たのは、学ぶことについて書かれた箇所でした。

社会人の勉強の目的は、アウトプットにあるはずだ。ではどうするか?といえば、ケチケチしないで、今あるものを全部出し切っちゃうこと。すると、自然に新しい知恵、技術、情報が、入ってくる。

勉強することは必要だと書かれていますが、延々と学び続け行動をしない、アウトプットをしないことに警鐘を鳴らしています。
学んでいるだけという状態は居心地が良いのです。
なぜなら、「失敗する」ということがないからです。

学んだところでそれを活かさなきゃ意味がない。自己満足に浸っているだけだなと痛感しました。

そのほか、思わぬチャンスは人との出会いがもたらしてくれることについても書かれてます。

小さなことから大きなことまで、人生の転機は、「人」が連れてくる
誰かとの出会いが、人生を非連続的に変える。
チャンスはいつも、あなたが思っていることの外にある。
いつもやっていること、いつも会っている人の外にいる。

仕事に意味を求めがちで悩んでいる人が読むと、解放してくれるきっかけを与えてくれるかもしれません。


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