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noteに活かせる!主張に論理性を持たせる、3つのポイント。

「話が長い」「で、結論は何なの??」と、もう言われたくない人へ。

さてさて、本日は論理的思考力について考えていきます。
僕自身も、noteを書くようになって以来、論理構成だけは意識するようにしています。

とはいえ、僕自身もともと論理的思考力があったわけではありません。

そこで、今日は読者の皆さんに

メッセージに論理性を持たせるための3つのポイント

を、お伝えしていきたいと思います。
Noteや、仕事でも使える考え方ですので、是非活用してみてください。

■3年前の僕

「ビヤさん、話長いのと、何を言っているか、よくわからない。」

と、何度上司に言われてきたことか。

上司に質問されてから、自分なりに説明をしている途中で、

だんだんと上司の顔が、険しくなる。

その表情を見ながら、伝えたいことが伝わってないと感じ、
あわてて、一生懸命話してみるものの、

時、既に遅し。。

「で、結論何が言いたいの??」

と、ピシャリと冷や水を浴びせられることが何度もあった。

そのたびに、

自分はバカなのか。

と、凹む自分がいた。

つい3年前ほどの話である。

なんとなくそれが悔しくて始めたのが、読書だった。本こそ、論理体系が最もしっかりしていると考えたからだ。

そして、ある日。
出逢った本に書いてあった言葉で目が醒める。

結論は、課題の答えの要約であって、自分の言いたいことの要約ではない。

この言葉は、上司よりも冷たい冷や水を僕に浴びせた。

😓


■論理的なメッセージに必要な、3つのポイント

結論ファースト!

と、よく言われるけど結論が、自分の言いたいことの要約になってしまっては意味がない。

だからこそ、メッセージに論理性を持たせるためには、
大きく3つポイントがある。

①答えるべき課題(テーマ)が明確であること。
②相手に期待する反応が明確であること。
③課題に対する答え(結論)があること。

書く時も、話す時も、この3つを取り入れることでメッセージの論理性がぐっと引きあがる。
みんなが同じ土俵に上がるためのお作法だ。

大切なのは、課題に対して答えていること。
これは、noteを書く時も同じ。

具体例で見ていこう。

例えば、“どうすれば、毎日投稿を続けられるか”という課題があったとしよう。

①課題設定:どうすれば、毎日投稿を続けられるか。
②相手の反応:相手が、毎日投稿を続けられるようになる。
③結論:自分はこうやって続けてきたらか、マネしてください。

これでは、論理性がある文章とは言えない。
自分の言いたいことの要約になっている。

【自分ができること=相手ができること】
ではない。課題と結論が飛躍している典型的なパターンだ。

課題は、HoWだからHowで答えるのがセオリーとなる。

例えば、

①課題接待:どうすれば、毎日投稿を続けられるか。
②相手の反応:相手が、毎日投稿を続けられるようになる。
③結論:毎日投稿続けるには、時間の確保、ネタのストック、モチベーション管理の3つに対して朝時間の活用、ネタの固定化、学習目標の設定の対応策を取ると良い。

この結論の方が、Howに対してしっかりと答えを出すことができている。

そして、その結論を補填するために、

④根拠:なぜ、時間の確保、ネタのストック、モチベーション管理の3つがボトルネックなのか。

⑤方法論:朝時間の活用、ネタの固定化、学習目標設定の具体的方法論。

という文章構成にしていけば、読んでいる方も気持ちよく読めて、文章がスッと入ってくる。

話すとときも全く一緒だ。

忘れてはいけないのは、②の相手の反応を具体的に想定しておくこと。

①課題:どうすれば、毎日投稿を続けられるか⇒毎日投稿を続けるベストな方法は、何か。
②相手の反応:相手に、毎日投稿を続ける最も効果的な方法を判断させる。
③結論:毎日投稿を続ける方法には、最も良い方法は、学習目標の設定から始めることである。

②相手から引き出したい反応によっては、課題設定も結論も変わってくる。

仮に、相手に毎日投稿を続けるために最も効果的な方法を判断してもらう。

という、反応を得たい場合は、

どうすれば、毎日投稿を続けられるか⇒毎日投稿を続けるベストな方法は、何か。

と、課題設定も変わってくる。

そして、③の結論を補強するために、

④根拠:なぜ、学習目標の設定から始めるべきなのか。モチベーションがないと、朝活できない。云々。
それぞれの対応策のメリット、デメリットの説明と比較。

⑤方法論:学習目標の設定方法。

というように、文章内容がまるっと変わるので
②相手の反応を予め想定しておく。

相手の反応には、理解・評価・行動の主な3つの種類があり、引き出す反応によって説明内容を変更する。

①理解:プロジェクト概要の説明
②評価:プロジェクト進行可否の判断
(補足:メリット・デメリット・リスクの説明)
③行動:部長から社長にプロジェクト進行の決済をとっていただく。
(補足:投資回収見込み)

特に、MTに臨むときは上長からどんな反応を引き出したいか想定しておくことで、何を説明するべきかがクリアになる。。


■まとめ

本日は、

メッセージに論理性を持たせるための、3つのポイント

というテーマでお伝えしてきました。

書くときであれ、話す時であれ、大切なことは

①答えるべき課題(テーマ)が明確であること。
②相手に期待する反応が明確であること。
③課題に対する答え(結論)があること。

の3つです。

これらを意識して書く、話す、ようにするだけで、
論理的思考力(ロジカル・シンキング)がだいぶ身に付きます。

結論は、課題の答えの要約であって、自分の言いたいことの要約ではない。

ここを肝に銘じておくことが大切です。

僕自身3年前と比較して、だいぶ上司から

「話が長い。」

と突っ込まれる回数が減りました。

また、幸いにもnoteでわかりやすいという読者からのコメントをいただけるのは、3つのポイントを意識しているからだと思います。

僕のように、料理や、絵やら、小説やら、で表現の勝負ができない人は、

とにかく、わかりやすさ。(論理)

で、戦うしかありません。

論理は世界共通語ですから、noteを書き続けるのであれば、
書きながら論理力を身に付けるのは、得でしかありません。

文章を書きだす前に、以上の3つのポイントを書きだしてみては、いかがでしょうか。

続けていれば、必ず論理的思考力が身に付きます。

ではでは、本日のnoteはここまでです。
また、明日のnoteでお逢いしましょう。

P.S:noteにおいて読者に期待する反応は、理解が多いですが、例えばコメントをもらうという行動を期待する場合は、更に論理を磨くことになります。なので、行動を促すレベルまで考えこむと、更に論理力が身に付きますよ。


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