欠点を受け入れる「ビリオン×スクール」6話
ビリスク6話楽しく拝見しました。ギャグに始まり、感動で終わるビリスク。
今回は特に、うるっときましたので書いていきます。
生徒の恋愛成就回
クラスのマドンナ大杉美波の恋愛回。他校のイケメン男子花井くんを狙っている美波の恋愛成就のため、奮闘するのですが、予想外の展開が待っていた。
クラスの日下部が美波に好意を寄せていると判明、しかも小学生の時から。
一途な思いに0組の生徒が協力を申し出、日下部のために奮闘するという別のストーリーも誕生。日下部→美波→花井というなんとも言えない展開。
その裏で、リナに思いをよせる紺野の存在や西谷と梅野の2人の恋の予感も描かれていた。
結果、花井くんはクソ野郎で終わりましたが、少しずつ0組の生徒たちが一つになり始めている姿にクラスの変化が感じられる。
その裏で崩れた友情
その一方で、崩れてしまった友情がある。リナと雪美の関係だ。雪美の「加賀美に弱みでも握られた?」という問いは、リナを本当に心配していたものだろう。
しかし、リナは新しい一歩を踏み出していた。リナの決意、優しい笑顔は雪美には辛いものだったろう。
でもかっこよかった、強くてかっこいい女だったよ、リナ。
救われる人が増えてほしい
美波は、周りが作り上げた理想の美波を忠実に演じていた。「こうあってほしい」という言葉に「こうでなきゃいけない」とキャラを演じ自分を苦しめていた。
「欠点だらけ」という美波の言葉は深く刺さった。
しかし加賀美は言う。「それでも一緒にいてくれる人がいる。欠点だらけでも受け入れてくれる人はいる。」
この言葉に救われた人は多いだろう。
こうやってそのままでいいんだと言ってくれる存在がどれだけいるのだろうか。
ビリスクを見ていて毎回思う、私は加賀美のように向き合ってくれる存在が学生の時欲しかったと。
羨ましい気持ちの中に、学生の時の私も救われてほしいと思いながら見ています。
次回も楽しみだな。