塾講師が教える受験算数の必勝法〜導入編

できる子できない子の4パターン分析(前回記事参考)の前に、よく問われることを記事にしてみようと思います。

ずばり、

算数の成績をもっと上げたい

算数の苦手意識をなくしたい

この相談が最も多いです。

まずはじめに、理解しておいていただきたいことですが、あくまでも前提として中学受験の算数の話なので、学校のテストというレベルの話ではないということです。

さて、まず中学受験における算数について必要な能力ですが、最重要のものとして以下の4つのものがあります。

①正確で速い計算力

②丁寧な条件整理力

③正確で速い作業力

④そこそこの記憶力


ではなぜこれが大事なのかというと、それは問題を知れば自ずとわかります。受験算数とはもちろん、中学校に進学するために必要な能力の有無を問うもの、そしてその見極めのために、格が合うかを判断するために行うものです。

どうやって判断するかというと、限られた時間(制限時間)の中で、満点のあるテストを行なってその得点により判断をします。

ではこのテストは誰が作るのでしょう?

当然ですが、中学校・高校の教師が作成します。

大事な点ですが、

算数の専門家ではない

中学・高校の教師

による作成物です。

数学においてはとても強い(強くなければならない)先生方は、ではどのように作成をするのか。

私は仕事上、学校の先生方とも話をします。聞いてみると、他校の入試問題分析をされている方が非常に多くおられます。

当然、既存の問題を研究してそれを改題したり、あるいは、難度を知り、問いたい内容を入れて新たな問題を作ることが多くなります。

そして重要なのがその問題を作る先生方が一番欲しい生徒とはどのような生徒か、です。

それはずばり、

これからその先生方が伸ばせる子

です。

上記①から④は、小学生が身に付けておくべき能力であり、それは努力により培われるものばかりです。

簡単な言い方をすれば、

たくさんの努力ができる子かどうか

が問われています。

では、具体的にどのようにすれば、①から④までの力が身につくのか、

言い換えると、中学校の先生が来て欲しい子になるのか、

さらに言い換えると、受験算数で点数が取れるようになるのか、

より具体的に説明していきます。

続きは実践編をご覧ください。












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