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「教えてあげること」は甘やかすことではない、という話③
こんにちは。株式会社WOW WORLD教育担当の嬉野(うれしの)です。ついこの間年が明けたと思っていたのですが、気が付けばもう3月になるのですね。年々日々があっという間に感じます。
さて、1月は古賀くんが教育チームの近況を報告してくれました。今月は「教えてあげる」は甘やかすことではない、というテーマの連載記事の3回目、最終回です。私の考える「タイプ別の指導方法3選」についてお話します。前回はすぐに答えを教えるよりもヒントをあげるほうが良い、という話をしましたが、具体的にはどのようにヒントをあげたらよいのでしょうか。
駆け出し教育担当の方法なので、「もっとこうしたほうが良い」「うちではこうしています」などのご意見もお待ちしております!
【知的好奇心旺盛タイプには”先取り”で知識のアップグレードを】
課題を与えても余裕があり、自発的に知識習得のため動けるタイプの人には一歩踏み込んだ補足情報を伝えます。優秀で手がかからない分放置気味になってしまいやすいので、やや難易度の高い質問をしてみるのも良いと思います。
【知識詰め込みタイプには知識の使い方・記憶の引き出しかたを】
必要な知識は揃っているがうまく引き出せない、忘れがちなタイプの人には、今までのどの知識が使えるのかヒントを与え自己解決を促します。初めから知識を応用できるケースは少ないですが、経験を積みある程度の推測ができるようになるとコツを掴み、次第に自分で解決ができるようになります。これが一番スタンダードな成長の流れではないでしょうか。
【大器晩成タイプには伴走して成功体験を】
知識の定着に時間がかかるタイプの人には粘り強く接します。どこまで理解しているのかを一緒に確認しながら、自分で気付けた!という成功体験を積んでもらいます。自信を失いがちなタイプなので「ここまでは理解できている」という自覚を持たせてあげることが大切だと考えています。
成長速度には個人差があります。他の誰かと比較せず一人ひとりと向き合って、その人に合った方法で教えたい!と常々思います。もちろんうまくいかないこともあるのですが……。
もうすぐ4月、新入社員が入社してきます。どんな個性を持った人たちなのか、一緒に研修できる日を今から楽しみにしています!