「東井義雄先生の教育論再考」の記事をまとめています。
教育は,世の中を変えることのできる子どもを育てるという大事業である。こんな大事業であるからこそ,このプロジェクトに関わる教師には高い能力が求められる。その能力は簡単に身に付けない。常に,学び,成長し続けなければならない。だからこそ,やりがいがあるのではないだろうか。
教師の仕事って見方を変えると,1年目から裁量権を与えられて,自ら授業や学級をデザインすることができる。これってある意味,スタートアップとして起業したり,企業で事業プロジェクトの責任者として仕事するのと似たところがあるのではないだろうか。
スキルの一人歩きは,知識を方略的な次元でとらえ,いわゆる「学び方学習(Learning to Learn)」に終始する恐れがある。(Lambert,2014)
コンピテンシーの流行は,ともすれば,本来,学校における教科の教育の礎であった教科ならではの固有性を見過ごし,どの教科でもあてはまる汎用的の高いジェネリック・スキルへの傾斜を導きやすい。<続く>
2025年2月1日(日) では,東井先生の著書を手がかりに教育観をみてみよう。 前回と同じ著書を取り上げます。 東井先生は,すぐにカッとなる性格だったようです。 その東井先生のエピソードから学びましょう! 東井義雄(1972)『子どもを活かす力』柏樹社 思わずカッとなる私 東井先生の体験と子どもから学ぶ姿勢が読み取れます。 私自身も,教師になりたての際,子どもをよく怒ってしまっていました。 今考えても,叱ってはおらず,感情に任せて怒っていたと感じます。 今でも,当時の
2025年1月24日(金) 東井先生はたくさんの著書を出されている。 そして,たくさんの詩が遺されている。 東井先生の遺された言葉や詩が現代の私たちにも響くものが多い。 そこには,東井先生の人生観や教育観が表れている。 著書を手がかりに東井先生の教育観を見てみよう。 今回は次の著書から探ってみる。 東井先生の多くの著書はなかなか手に入らない。 ただ,多くの図書館に所蔵されていたり,国立国会図書館のデジタルコレクションで読むことができる。 東井義雄(1972)『子どもを